『ルポ 難民化する老人たち』(林美保子著)を読んで…

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『ルポ 難民化する老人たち』(林美保子著)を読みました。まぁ最近の“格差、貧困、ワーキングプア”の類いのテーマのモノですね。ここに出てくるのは、この貧困問題の昭和世代の方々。

まぁ確かにこういった人々もいて、大変なんだな、と言うのは解ります。昭和世代のお年寄りが全て“恵まれた富裕層”ではないでしょうし…特に自営業の国民年金の方々は大変みたい。後半の《狙われる老後資金》も迫力あり。証券会社とか先物とか銀行とかが、80過ぎたお年寄りを狙って損になる投資を(騙されて)させられる。意味わからずハンコをつかされる処は身が震えます。こんな契約って…アリなの!??

ただ、あの…なんですよ。

ここに出て来る《仕事が無い~フリーランスの末路》は、一寸あれっ?という感じです。ライターと、カメラマンのご夫婦が出てくるのだけれど、これって何故仕事にあぶれてしまう訳???ネットを使えば???と思っちゃいます。

ライターさんなんて、一番、潰しが効くんですよ。雑誌記者とか、フリーライターの人達って…ブロガーとかアフィリエイターになれば??って思う。カメラマンも同様。

デジカメ撮影した作品をインスタグラムにアップ。それでバナー広告等で収入を上げる方法はある筈。YouTubeと一緒ですよね。ご夫婦でそういうサイトを作ったって良い。

マスコミの世界の人々なんて、一番、ネットに移行すれば仕事にあぶれない。最も、ライターさんや雑誌記者さんはハナから記事を一本書くたびに“原稿料数千円~数万円”得ていたらしいので、自力で立ち上げたブログ(バナー広告は、グーグルアドセンスに申し込めば一番簡単です!)は最初の頃は収入なんてホントに微々たるものでしょうけれど。100円も行かないんじゃないかな???

読者獲得の営業は全て“自助努力”“自己責任”です。

ブロガーとかアフィリエイターって人昔前は“イカガワシイ”って言われていたけれど、これ、全然如何わしくないんです。昔の雑誌記者さんやフリーライターさんがやっていた事なんですよ。コラムニストとかね。あったでしょ?そういうの。

ブロガーとかアフィリエイターってね、昭和のライターさんがやっていた事をそのまま個人でやっている、と言う事なんです。ライターさん達は、雑誌とかが媒体だったけれど、こっちはネットが媒体。

ブログと言うのは、デジタルの個人雑誌を発行していると私は捉えてます。だから、ブログ記事、という言い方をし、ブログ記事の更新、という言い方をします。更新と言う言い方はIT用語だけれど、ブログ記事を書く、という言い方もしますよね。

これは、昭和の雑誌記者さんやライターさん達が、“原稿で記事を書く”と言うのと一緒です。ブロガーやアフィリエイターと言うのは、昭和のライターさん達と一緒なんです。

私ちふれ、このブログ記事だって、結構真面目に書いています。読者さんも意識してますしね。ライターとしては素人だけれど。

ここで、“書く媒体が減っている”と言っているけれど、それは紙媒体の話。デジタルの世界であれば、無限に挑戦できます。しかも費用は結構安いです。私のこのブログにしても、維持費は“一年間で5000円位”一ヶ月400円前後です。決して高くない。

ブログだっていい加減な気持ちや、いい加減に書いていたのでは、読者さんはついてきてくれません。やっぱりきちんと真面目に取り組まないとね。

紙書籍だって、商業出版が厳しいのなら、自費出版と言う手もありますし、自費出版本をネット通販、Amazonは扱ってくれます。マイナー本の著者んは「Amazonは既存の出版社が扱ってくれない作品でも扱ってくれる。有難い存在」と言っている人もいます。

Amazonは『e託』がありますね。

マスコミの世界の人なんて、いくらでもネットで活躍出来るんですよ。

ちふれより

『Radio365』【まりこの世の中拝見!】アーカイブスオンエア中




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