和製ヴェルサイユ宮殿…

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に行って来ました(笑)

先日、音大時代の友人三名と四人で会いました。新宿某レストランでランチ後、一人が

「迎賓館で画家、藤田嗣治の絵画展やってるの、迎賓館も凄いらしいよ」の一言で、一同、四谷の迎賓館に向かいました。

迎賓館…確かに凄かった!お城!でしたね~まるでヴェルサイユ宮殿、です。

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聞けば、この場所はかつての紀州徳川家の御用地、その後赤坂離宮として昭和天皇や今上陛下が一時住まわれたのみであまり使用されなかったので、戦後、国賓をお迎えする迎賓館として改まったとの事。建築は18世紀ヨーロッパのネオバロック様式、迎賓館内の建築は、フランスの18世紀末の古典主義様式を用いる、との事。あの…これって…もしかして…??

そう、文字通り、フランス革命直前のマリー・アントワネット王妃とフランス国王御夫妻が住まわれていた、ヴェルサイユ宮殿、そのものなんです。

道理で豪華絢爛な訳だ。まぁ我々音大卒業生にとっては、馴染み深い世界です。オペラもバレエもこういう世界を背景に成り立っていますしね~。

マリー・アントワネット妃は、子供の頃、オーストリア(当時、神聖ローマ帝国)のシェーンブルン宮殿で、神童のモーツアルトにプロポーズされてますし。

彼女はその後、フランス革命でギロチンで処刑された、悲劇の王妃でもありますよね。むしろ、だからこそ人気がある処もある。神聖ローマ帝国から政略結婚でフランス王家に嫁ぎ(結婚式の時に夫の顔を初めて見た話も有名です)、革命時、『赤字夫人』『浪費家王妃』と吊し上げにあい、『国賊』と言われた訳です。

確かに劇的な生涯ですよね。

話変わりまして、それにしても、日本にもこんな宮殿、あったんですね。迎賓館内にコンサートが開かれる間、というのがあり、

「コンサートって一般人でも入れるんでしょうか?」と聞いたら、スタッフの方は

「残念ながら入れません。ご招待を受けた方のみになります。どうしても、このお部屋でのコンサートをご覧になりたかったら、コンサートの出演者の方としてお越し下さい」と言われてしまいました…(苦笑)

うーん…でも、もしかして私達の場合、コンサートは観客としてくるより、出演者としてくる方が、まだ近い…??かも…??しれない…???いや…でもやっぱり…遠い!?かもね…。

出演者なら…音楽家として…出世すれば…出世すれば…?です。だって…一応、音大時代のクラスメートの学年1番、2番、3番…辺りまでは、宮内庁主催、天皇皇后両陛下、御臨席賜る御前演奏会に出演してますし…ね。あくまで、成績上位者…ですけれど…。

そんな話を帰る道々クラスメートとしてました。

ともあれ、久方ぶりの友人達との再会でした。

ちふれより

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