身の丈に合った小さな暮らし…。

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私が子供の頃から10代にかけては大量生産、大量消費、大きに車に大きなマイホーム…が大人たちの夢だったと思います。

時はバブル。

世の中はオシャレでトレンドで…で、若い女の子向けの雑誌は流行のファッションで新しい服や新しいヘアスタイルを常に求めていました。

そして、やたらと世の企業はモノを買わせたがった時代です。

それは10代の子たちの間にも、広がっていました。

常に新しい服、常に新しい文具や学用品、雑貨類…オシャレでピカピカのものをクラスメート達は使っていましたね。

そんな中、私は学校のクラスで一人、文房具や学用品を古いモノを平気で使っていました。

正直、変わり者の女の子だったと思います。

文房具は中高の六年間、ほぼ一本のシャーペン、一本の定規に赤ボールペン、一個の消しゴムで通しました。

ボールペンや消しゴムは無くなりましたが、当時使っていたシャーペンと定規は未だに持っています。

定規…断捨離出来ません(苦笑)

要らないんですけれどネ。

10代の頃のシャーペンは…今は作曲の下書きの使用、未だに現役です。ピアノの横です。

シャーペンは、中高大と11年間通してます。

当時、そのシャーペン使わなかったのは入学試験だけ。

入試はエンピツ使用の事、と規定で決められていますし。

シャーペンは、私の人生と共に歩いて来たので捨てられないんですよ。

そして今、バブルが弾け、超氷河期を新社会人時代で過ごした私は、当時の”なるべくモノもお金もムダ遣いしない感覚”がいかに大事かを思い知りましたね。

正直、昭和の大人社会は(ウチの親を除き)こういう感覚を否定していた…んじゃないかな?

だって、あまり物持ちが良いと、モノが売れなくなるし…。

新商品出して、売れなかったら困るし…。

で、やたらと新しいモノを買わせたがった…。

だけどですね。

その感覚が、老後破産、老後貧困になったりする訳ですよ。

何か、身の丈に合わない贅沢、というかムダ遣い。

今、老後破産とか、老後貧困に転落している人たちって結構、生活がゼイタクなんですよ。

そういう人、少なくないと思う。

昭和の大人社会はね、バブルを経験してしまった…。

バブル期、贅沢する事が当たり前になってしまった…。

そんな感じがします。

マイホームとか、マイカーとか、所有したい気持ちは解らなくないけれど、何千万も借金背負ってまで、持ちたい訳???

新しい家電製品に、新しい家具、家…どれだけ新しいモノ持ちたいの?って思う。

身の丈に合った小さな暮らし、小さな家でのローコストでコンパクトな暮らし…大事なんじゃないかな?

ちふれより

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