2~3年前から私はネットに文章を書き始めました。
『ネットに文章を書き始めた』と言うのは、SNS『mixi』の日記からだからです。
『mixi』→『アメブロ』→『ファンブログ』→でこのブログです。
初めから独自ドメインではなかった訳です。
何故書き始めたか?
理由は色々ありますが、『音楽以外に何かやりたかった』『音楽以外の世界を持ちたかった』と言うのが理由です。
まぁよくいう“ダブル ライセンス”という感覚でしょうか???
最初は、音楽だけでやっていくのは不安定だし、何か資格でも取ろうか?と考えたんですよ。
実際、知人の歌手、岩崎桃子さんは、社労士の資格もお持ちです。
宅建か、司法書士、行政書士、税理士等々…。
が、数年前、ベンチャー企業等の中小企業の経営者の会等に首を突っ込み、そこに履いて捨てる程、士業の方々がいたんです。
特に税理士系…ね。
税理士の資格って、一科目ずつ所得出来るみたいだし、そこそこの難易度で、取れたら周りから“おっ”と云われる位の箔はありそう。
資格系も、ある程度の難易度でないと、箔は付かないしね。
税理士は一寸挑戦してみようか?等と考えていたものですから、この“履いて捨てる程いる若い税理士クンたち”は、結構ショックでした。
コレ、ライバル多いわ…や~めた!ってね。
おまけに、グーグルの『Free』…。
それに、税理士学校(資格学校)の学費の高さも、胡散臭く思えました。
アレね。何であんなに学費が高いの!?
税理士学校、資格学校なんて、入学試験がある訳でなし、誰でも入れる学校です。
いうなれば、各種学校、各種スクールみたいなもので、私の通っているバレエ教室と同じな訳。
初心者、素人相手にしている訳ですから。
音大も含めた、大学と違うんですよ。アレはまず、入学試験がある。
入試で、初心者は足切りをされます。
生徒が、ある程度のレベルな訳。
各種学校は、授業やレッスンは、専門家相手にしている訳では無いんですよ。
プロ相手じゃない。
音大の学費が高いのは解りますよ。だって、誰でもはいれる訳では無いんだから。
薄利多売が出来ないんですよ。レッスン一回、授業一回の単価はどうしても高くなります。
ピアノやバレエの稽古着(レオタード)だって、みんなが必要なモノではない。
ピアノやら、バレエやらのお稽古をやる人だけが必要なんです。
私の通っているダンススクール、バレエ教室なんて、レッスン代は、一回当たり、2千数百円。
週一で通えば、一ヶ月一万円前後、週二回ならば一万3000円前後…一年でトータルしたって、そんなにしません。
毎日通うと、一ヶ月3万円前後です。
一年で36万円(毎日通うとね!)
税理士学校って、50万とか、70万とか…週二日通って、集団授業で何でこんなにかかるの???と言いたくなる金額です。
音楽のレッスンはマンツーマンですからね。
どうも胡散臭い金額です。
商売臭フンプン…。
要するに、音楽やバレエと言った(職業的プロを目指すにはあまりにも厳しい)世界には、趣味で留めておこう、経済的コストも、趣味レベルで、という感覚の方が多いんでしょうね。
だから、高いと生徒が来ない。
一方、税理士やら司法書士、行政書士と言った実務系資格と言うのは、下品な言い方をすれば『それでメシを食って行こう』ですから、やる気が違います。
やる気も違えば、かけるコスト意識も違う訳。
学費が一寸位高くても、みんな、無理して払う…学費のモトくらい、資格取ればすぐに取り返せるわ、とばかりにね。
生徒のそういう気持ちが、学校サイドに付け込まれている気がします。
そういう学校経営陣の商売気が、正直、嫌だった。
こんなところに、こんなレベルの授業位で、こんな大金、誰が払うか!?って思ったんですよ。
それに資格取っても、どれだけ稼げるか、解らない訳。
それで、資格の世界、やーめた!となった訳。
ブログ書くのに、おカネはかかりません。
元手は全くかからないんですよ。
このブログの維持費だって、年額5千円ちょっとです。
無論、ブロガーなんて沢山いる訳で、それこそおカネはかかりませんし、目指す人は履いて捨てる程います。
誰でも目指せる世界。
が、ブログが続く事には自信がありました。
かつて10代の学生時代、学年一番の読書家だったあの読書量が、書くネタを支えていると…。
ブログで挫折する事は考えられませんでした。
ブログ記事1000本くらい、今だって目指してます。
兎に角、『自分のもう一つの世界』は元手をかけない叩き上げで、やっていこうとするちふれでした。
ちふれより