以前から、結構好評だったクラシック曲のショパンの『バラード第1番』演奏します。
そう、この曲、結構評価が高いです。
フィギュアスケートでも多用されるし…羽生くんなんかも”大好きな曲”です。
ロマン・ポランスキー監督『戦場のピアニスト』でも使われてましたね。
映画のクライマックスシーン、ハイライトで、ドイツ将校兵の前でウラディスワフ・シュピルマンがダイナミックに演奏…アレは、映画だからです。
実際にはこの曲、結構演奏の技術レベルの難易度は…高い(@_@)
数年もピアノに触れていなくて、簡単に演奏、出来る曲じゃないの、コレ…。
クラシックピアノの修行初めて、10年くらいかかる曲です。
かなり上級編です。
最も練習すれば出来る曲ですが。
以前、一寸お会いした同じ武蔵野音大のピアノ科卒の後輩さん(現在、レッスンプロが主の方)に
『私のクラシックのプログラムの中に”ショパンのバラ1”ある』と話したら、
『え~!先輩!あんなの、弾いてるんですか!?ライブって…だって他の曲も弾くんでしょ!?』
と仰天されました(苦笑)
『ウチのピアノ教室の発表会の講師演奏で弾いたピアノ講師さん、弾き終わるなり楽屋に戻ってきて”あ~っ、終わった!もう何も弾けないし、出来ない”ってヘバッてました』
その気持ち、解ります…。
が、コレは私、自分の為でもあります。
クラシック修行時代に鍛えた技術、維持したい、というプライドでもある。
ポップスってある部分、ラクなんですよ。演奏技術、クラシックほど無くても、こなせちゃう。
アドリブに逃げられるし、そこそここなせる。
逆に即興演奏やら、作曲は鍛えなければならないけれど…。
演奏に関しては、そんなでもないんです。
同じ事を、フィギュアスケートの織田信成くんが仰ってましたね。
フィギュアの世界って、プロより、アマチュア時代の方が、難易度の高いものが求められるそうです。
逆に、アマチュア時代の経歴、キャリアが、プロに転向した時に、ベースのキャリアになるそうです。
プロスケーターの方が、技術的には、そんなに難易度の高くないモノだけでも、アイスショー等はそこそここなせるそうです。
アマチュアの方が、技術レベルが高い。
が、織田くんは、
『僕は自分のレベルを維持する為に、あえて難易度の高いものをアイスショーでもやる。だから4回転ジャンプもどんどん挑戦する』
と仰ってました…。
織田くんの気持ち、凄く解ります。
自分のレベルは維持したいです。自分自身のプライドでもあります。
腕を落としたくないんですよ、ホント。
だから、ショパンの『バラード第1番』演奏予定です。
ちふれより