がありました。
皆さま、もうご存知ですよね、マイナンバーって。
そう、“国民総背番号制”です。
実はワタクシちふれ、これ、取得(受領と言う)してます、マイナンバー。
顔写真付の個人番号カードです。
運転免許証が無い人間にとって、写真付きの身分証明になるので、結構便利です。
が…色々多々不安感があるのも、まだ事実。
実はコレ、先日、日払いに近いアルバイト先で提出を求められました。
まぁ、一日単位の日雇いのバイトね。
勤務終了後、タイムシートにサインしながら、総務兼経理の女性の方に
「…それから、マイナンバーの提出をお願い致します。これは、会社として国に申告するのに必要なモノで…云々カンヌン…」で、
私「えっ?それって…任意じゃないですか?あの…私、したくないんですが…」
会社の女性「マイナンバー提出しないなんて、有り得ません。コレを提出して頂かないと、お給料が支払えません。あなたがどういう人間か、身元が不明なので」
私「あのっ!だって…それは…任意じゃ??大体私、日雇いで、社会保険類会社では入っていないですよ。健康保険だって、国保だし…」
勤務先提出ったって、大体私、アルバイトだって複数なのよ、(生活支える為の)勤務先なんて、一年でトータルすれば、数十にはなります。
それらの勤務先に全ていちいち、マイナンバー申告しなければいけないの!?
確かに、勤務先に提出、国は言っています。が、それは社会保険類完備の正社員や、非正規だってフルタイムの話。
アチコチ転々とする私みたいな人間、いちいち提出してたら、一体いくつの会社に提出する事になるのよ!?
マイナンバーは国自体が、
『やたらと安易にアチコチに教えないように』
と言っている重要な個人番号です。
この女性とは、一寸“出す、出さない”でやりあいました。
私は(マイナンバー取得済の事は伝えず、提出せず)「ちょっと、行政に確認してみます」と言い、その日は退勤。
翌日、アチコチに電話するハメになりました。
マイナンバーの国設置のコールセンター【0120-95-0178】は
『基本的には提出して頂きたいモノなんですが、企業が従業員に提出を求めるのは、ある一定以上の賃金からなんですが、時々、行政によっては“一円でも人件費が発生した場合、結構厳しくマイナンバーを追求する”処もあります。後は各自治体です。会社としては出さなければならないものですが、かといって企業が従業員に強要は出来ないです』
『お給料の件は、労基署になります。が、給料を払わない、は無いですよね』
労働基準監督署(労基署)は
『従業員にマイナンバーの強要は出来ないです。又、給料払わないも違法です。又、従業員にマイナンバーを提出させるのであれば、その“目的”ですね。何のために使うのか?目的以外の為に使うのは違法ですし、従業員に提出を求めるのであれば、ちゃんと書類で交付しなければなりません。唯口頭で、という訳にはいかないんですよ』
実は労働組合も相談しました。
『マイナンバーの提出の強要は完全に違法ですよ。マイナンバー提出しないと、給料払わないも違法です。一体、何の為に提出させるんだ?って思います』
結構電話をかけまくりました。
実は私自身のスタンスとしては、個人番号の提示は、『国や行政、公官庁ならば良い(マイナンバーは国が発行したものですからね)但し、民間企業には提示したくない』と言う感覚です。生命保険や、証券会社の取引は、私は関係なく、ましてや、社会保険類を加入して貰っている訳では無いので…。
マイナンバーの提示だって、表面は良い訳ですよ。表面は大した事記載してません。
表面に記載してあるのは、顔写真と、氏名、住所、生年月日、性別に有効期限です。これは、『公的な身分証明』であれば、住民票であろうが、保険証であろうが、運転免許証であろうが、記載されてます。
顔写真があるだけ、公的な身分証明や年齢確認(酒類の購入ね!)で有効です。
問題は裏面です。
ここに『個人番号』があります。これが“国民総背番号制”
コレ、たやすく教えてはいけない訳ですよ。やっぱり…。
後日、この会社に電話しました。私が上記の事を話すと、
「お給料を払わないとは言ってません」(←えっ?言ったよね、あなた…やりあった経理の女性でした…笑)
「それであれば、ちふれさんは、お給料の支払いが派遣会社からになります。それでよいですね?」(最初、派遣ではなく、直接雇用の“紹介”だったんですね。仲介は派遣会社ですが)
「ウチとしては提出して頂きたかったという事です。ただ、強要はしません」
とニコヤカに(だと思います。電話でしたから)言われました。
私としては、何処からお給料が支払われようと、全然構わないので、了解。
一件落着でした。
やれやれ~
ちふれより
PS…それにしても、とかく“マイナンバー”って…色々あるようですね~国はつくっておきながら、各行政に“丸投げ”のようです。