松浦景子(けっけちゃんねる)バッシングについて…。

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数日前、人気ユーチューバーでバレリーナ芸人さんの松浦景子さん(けっけちゃん)が、バレエのワークショップセミナーを開いたことで、非難されたことが話題になりました。

この件について、けっけさんご自身は、『お騒がせしました。私自身は一痛くもかゆくもない状態で、頭皮だけが痒い』と動画で仰いました。

『芸人のクセにバレエの先生ぶるな』『偉そうにするな』とか言われたとか…。

コレね、要するに“嫉妬”なんですね。

ジェラシーってやつ。

私自身はけっけちゃんの大ファンなので、ため息が手ました。

ワークショップセミナーも参加したかったし…。

で、嬉しかったのが、この件で、スロバキアのバレエ団でご活躍のプロバレリーナ、ちあこさん(ちあこちゃんねる)さんが非常に肯定的にとらえて下さっていた事です。

ちあこちゃんねる
話題の件について。

そう、ちあこさんの仰る通りなんですよ。

プロを目指す子たち相手の指導ならともかく、『バレエを広める』という信念で開催されたワークショップならば、けっけさん、全然構わないと思う。

むしろ、お笑いにしてくれたバレエの世界でレッスンなんて、楽しいと思うし…。

けっけさん、バレエはプロなのか?という話だとすると、私時には『技術レヴェル的にはプロだと思う』

但し、バレエの世界が、日本では本当にプロ活動するのが厳しくて…と言う次第。

バレエに限らず、クラシック全般が、ステージの需要が無い状態です。

但し、バレエの世界では、ちあこさんみたいに『外国でプロとして活躍』される場合も結構あるんですね。

クラシック音楽は…どうかな???

みんな留学としてはヨーロッパ等の外国に行っても、結構帰ってきたりします。

私の知人のピアニストさんも、オランダのアムステルダム音楽院に留学されましたが、現在は日本の音大で教鞭をとられているし…。

正直、純然たるクラシックの世界で、日本でステージプロ活動…なんて、片手でかぞえられるか否か?です。

一番安定しているのが音大の先生、何て言われたりして(苦笑)

ちあこさんみたいな方、バレエの本格コースで修行している女の子たちにとっては、憧れの的でしょうね。

この騒動で一寸気になったのが、けっけちゃんが、バレエのプロじゃないからワークショップセミナー開催してはいけない、というもの。

まぁ、バレリーナ芸人さんで、プロバレリーナではない、と言いたいらしい…。

言っている人、ホントにヤッカミの発言よね、コレ。

プロか、アマか、という境目って結構境界線があいまいだと思うの。

私だって自分がプロかアマか、解らないんですもの。

音楽だけで収入を得ていない、という点については、そうなので、プロじゃない、と言われれば、私はそうです。

趣味としてやってきたつもりもないんですが…。

但し、音大卒業後、一時ヤマハでピアノを教えていたので、所謂『レッスンプロ』の経験はあります。

その頃は、他の仕事と掛け持ちせず、専業でした。

レッスンなり、ステージなりで、お金取っていれば、プロなんじゃないかな?

その後、種々の事情で退職後、結局派遣&アルバイト兼業のステージ活動を始めた訳です。

演奏で収入を得ていた(兼業ですが)事もあります。

業界とは無縁のところでコツコツ活動してきたので、レコード会社からのメジャーデビュー、とかの話も全く無縁でした。

今までの経験は、ホテルのラウンジピアニスト、アマチュア合唱の伴奏、童謡サークルの伴奏、お菓子屋さんのコンサート、イベント等での出演…全く小さなものです。

基本的には人様からご依頼頂いたステージに関しては収入を頂いております(←偉そうに言ってる)

でも、微々たる金額です。

バレエの世界だってね、日本では狭すぎる門だから、けっけちゃんでもプロ活動が厳しい…コレが現実でしょう。

ましてや彼女は小柄です。

結構足の長さで悩んでいたらしいし、コレでも私はシンパシィを感じてます。

私もピアニストとしては、手が小さい…です。

鍵盤の『引っ掛け九度』『十度届かない』手です。

高校時代に師事していたピアノの先生からは『君より下手でも手の大きい方通すよ』なんて言われてたもんです。

先生としてはかなりひどい発言だと思う…が、コレが現実です。

人気ユーチューバーピアニストさんのかてぃんさんみたいに、手の大きいピアニストさんを見ると、ホント、羨ましくなります。

私では口が裂けても『ラフマニノフが得意です』なんて言えないし…。

だからけっけちゃんの悩み、解る。

バレエ向きの身体じゃない、ピアニスト向きの手じゃない、才能の限界を感じる訳。

私がクラシックからポップスに行ったように、けっけちゃんも、バレエの世界から吉本に行ったんですよ。

その理由も解る。プロでやっていくにはあまりにも厳しすぎるんです。

私もロックバーでの演奏とかも経験ありますし。

クラシックとは全然違う世界、そこから改めてクラシックも含めた活動です。

私なんかと違い、けっけちゃん、ホントにメジャーになってるし。

ガタガタいう人たち、けっけちゃんみたいに、あれだけバレエをお笑いにしてみなさいよって思う。

第一、ギャグ動画だって作ると大変なんだからね。ネタ考えて、台本作って…演技リハーサルって会場予約して撮影する…の流れ…かな?。

企画の段階から自分一人です…多分ね。

私ちふれ、けっけちゃんの動画見て『私もやってみよう』って思ったんですよ。

コントは完全に、お手本はけっけちゃんです。

企画、盗んじゃった…。

ともあれ、ヤッカミってホント、厄介ね~という話でした。

ちふれより

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