前回『商売を考えたマスコミは自然、ヒダリヨリになる』と書きました。
今回はその続きです。
しかも、商売を考えたマスコミって、何か社会問題提起する時に、一番見た目も解り易い悲惨な部分のみを取り上げがちなんですよ。
この辺が大衆のポピュラリティ相手と言う事でしょうか?
解り易いのが受ける、というのが。
早い話が貧困問題。
貧困問題で出て来るのが、一番解り易い悲惨さでネットカフェ難民とかね…。
アレ、解り易いですよね~。
ヴィジュアル的に受ける、と大衆が思えるものを描く…。
格差貧困問題で代表格の仕事が、フリーター、非正規雇用です。
マスコミの貧困問題を見ていると、フリーターが全員、ネカフェ難民なんかい!?と思っちゃう扱いです。
一寸違うだろうが…!!!
ネカフェ難民は、社会的に転落した人の姿です。ホームレスな訳ですから。
フリーターが全員、転落してませんって。
但し、フリーターって確かに生活はピーピーしているは思いますよ。病気したらどうしようとか…。
但し、社会的落伍者じゃないんですよ。
要するに、昭和マスコミって“昭和フィルター”がかかった眼でフリーターを見てる。
“昭和フィルター”取り除かなければダメなんですよ。
フリーターは社会の『負け組』ではないです。
むしろ今の日本社会、フリーターが支えていると思うけれど…昭和マスコミはそう思ってないから。
私が最早、昭和マスコミにあまり期待するモノが無いというのは、この辺りです。
時代は“令和”なんですよ。
ちふれより