ザギトワ転倒…ロシアフィギュア天才少女にまさかの失敗…!?

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - ザギトワ転倒…ロシアフィギュア天才少女にまさかの失敗…!?
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加

昨日のフィギュア世界選手権女子フリー演技はショックでしたね~

あの平昌五輪のフィギュア新女王アリーナ・ザギトワがまさかの大ミス、ジャンプで転倒の連続。

彼女、ショックだったろうな~演技終了後、エテリ・トゥトベリーゼ先生に泣き付いていましたものね。

後半に全ジャンプを持ってくる、という異才のプログラムであれはキツイよなぁ…???

いくら天才少女とはいえ、まだ15歳の女の子だしね。

コレ、でも私、気持ちわかるんだよね…と言ったら

『アンタレベルで何を言う!?』

ってヒンシュク買いそうだけど(笑)

でも、コレ、ホントにあるんです。本番でまさかの大ミスってね。

本番は消しゴムで消せないの。(消しゴムで消したいけど)

私もやりました(ちょっとメジャー度の規模のレベル違うけれど…)

思い出すは音大の卒業試験。

学部四年の卒業試験です。

通常ならば、卒論てやつ。

音大は卒論は無く、実技の卒業試験な訳です。

卒試の曲はマックス・レーガー作曲【テレマンの主題による変奏曲とフーガ】でした。

結構スケールも大きく、ダイナミックな曲で私は気に入ってます。

この曲、実は全曲通して弾くと30分はかかるという代物。

卒試は15分程度に纏めて演奏、という条件なので、無論、全曲は弾いてません。

テーマと変奏曲(ヴァリエーション)数曲+フーガと言う構成で臨みました。

出来れば卒試で“一次試験だけでもパスしたい!”と思っていた私は結構必死になりました。

一次通るのはピアノ科一学年500名前後(卒業時は400名前後だったかな?結構中退する人もいたし…)のうち、50名前後。

上位10%です。

二次試験通るのは、50名中15名前後。

まあ、これがウチの学校の“選ばれしエリート”になります。

学年1~3番くらいは、学校代表でコンサート出演がある。

何には天皇皇后両陛下に御臨席賜る、宮内庁主催の御前演奏会にも出演します。

同期の1~3番はこれに出てます。

こういう選抜、選抜でキャリアが進むところがあります。

でね、必死に稽古しましたよ。卒試に向けて…。

が、本番当日、卒試が行われた我が武蔵野音大のBH(ベートーヴェン・ホール)のシュタインウェイのピアノで…私、やっちゃったんです(泣)

後半のフーガで見事につっかえ…大失敗でした。

しかも、恩師三津橋文子先生の目の前で…三津橋先生、初めて私の実技試験の試験官、審査員されていたんですよ。

が、この時の私はノ~テンキ状態でした。ザギちゃんとは違うわ(苦笑)

「兎に角終わった…。も~い~よ。別に二次試験に進めずとも」なんてね。

付き物が落ちた感じ。

ノ~テンキそのものでした。

が、その夜、三津橋先生との電話で先生から怒鳴り付けられました。

「何やってるの!!??あなたは!!!」

先生、凄い調子だったの。

「他の先生方、あなたの演奏、とっても評価なさってたのよ。スリコフスキー先生やツェグレディ先生なんてあなたの時、話し合ってたんだから」

「………」

「あれはね、良い証拠なの。落とす時は何もないもの。あなたの事、通すかどうか、話し合ったらしたのよ!!」

「私、あなたの事、手に汗握って聞いてたのよ!だってあなた、凄く良い音出していたの!」

「あなた、きれいに演奏していたの。いい演奏だった!」

「…!!」

「もう駄目ね!つっかえた途端、全滅よ!全部おじゃんよ!」

「えっ!?ウソッ!ホントですか…???」

「もう落ちるわね。二次進めないわ!落ちてたらつっかえたからだと思いなさい!!」

ショックでした~!そんなに良かったんだ、私の演奏…!!

今更後悔しても遅いんですよ。あーあ…。

そしてトーゼン、二次試験には進めませんでした。まぁ卒業だけは出来るけれどね。

そう、本番って物凄く怖いんですよ。本番には魔物がいるって…。

兎に角、卒業試験の大本番で大ミス!!!の私は、正直、悔しくてなりませんでした…。

何とかもう一度、やり直したい!そればっかり考えてましたね~(そう、この頃、22歳だというのに、恋愛も恋人も銀河と宇宙の彼方の果てだったっけ…?)

だから、母校で特修科の募集要項があった時は嬉しかった!

指導教授は母校の客員教授の先生方で、修了演奏会で学校代表で30分以上の演奏時間が頂けるので…。

そう、特修科に入ったのは、卒試のやり直し!のつもりだったんです。

敗者復活戦、臨みたかったから…。

あのまま終わるなんて、イヤだったから…。

ザギちゃんもまだ15歳、それこそフィギュアのアスリートとしてまだまだ!です。

まだまだ全然挑戦できる!と思う。

ザギちゃんの敗者復活戦、待ってます。

ちふれより

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - ザギトワ転倒…ロシアフィギュア天才少女にまさかの失敗…!?
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加

(伊)フィギュアの女神…カロリーナ・コストナーの引退説は???

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - (伊)フィギュアの女神…カロリーナ・コストナーの引退説は???
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加

この記事読みました。

引退説浮上の31歳コストナー

私、好きなんですよ、カロリーナ・コストナー(伊)

今行われているフィギュア世界選手権だって、コストナーのSP、凄く良かった!

シャンソンの『行かないで』に乗って、流れるような美しい演技、たっぷりと見せる(魅せる)スケーティング…。

衣装も深い深紅で品も良くて艶やか。

一つ一つの動きが丁寧で、艶やかで。

この辺、流石、美術とオペラの国イタリア出身という感じがします。

コストナー自身こう発言してます。

「私はフィギュアスケートをスポーツやジャンプを始めとする技術だけじゃないと思ってます。だからそういう演技をしたい」

そう、フィギュアスケートは非常に芸術面のある競技(?)ですよね。

そして若さの芸術でもある…バレエと同じです。

私、コストナーの演技を見ていて“引退何てつくづく勿体ない!”って思っちゃう。

だけどもう31歳なんですよね。

15歳のザギトワと競わなければならないのはきついだろうな…。

ザギトワにはコストナーの優雅さがまだありません。

よく言えば粗削り、悪く言えば乱暴。

鍛え抜かれた技術と身体は持ってるけどね。

一つ一つの動きがまだ洗練されてないですよね?ザギちゃんは…。

15歳だからしょうがないけれどね。

コストナーはホントに優雅、エレガンス。

“大人の女性の演技、スケーティング”を感じさせます。

これをスポーツ、とか、ジャンプの技術とか点数で図るのって…残酷だと思う。

コレ、点数や成績で測れるものなの!?

フィギュアも残酷な事、やってますよ。

コストナー、可哀想になっちゃうの。点数で測るなんて…。

引退何て、勿体ない!!!

彼女には今後もエキシビジョンだけでもいいからゲスト出演って…出来ないのかな?

ちふれより

PS…因みにコストナーのSPの『行かないで』私、シャンソンで伴奏した事あります。だからこの曲、実は私知っていたりします。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - (伊)フィギュアの女神…カロリーナ・コストナーの引退説は???
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加