【スタインウェイとベーゼンドルファーの弾き比べ】イベントです。
よく言われる事ですが、スタインウェイとベーゼンドルファー、いずれにしてもドイツメーカーですが、“世界の名器”何ぞと言われてますね。
で…その体験会、みたいな(笑)
最もスタインウェイっつったって、ホントにピアノごとに違いますから。
ワタクシの経験ですと、(20年前からも含みます)ドイツ文化センター内のOAGホールのスタインウェイってワタクシ、好きじゃないの。
あの~一寸弾きにくいんですよ、というより、ピアノで歌いにくい。
ひっじょーに弾き易かったのが、練馬文化センターのスタインウェイでした。
あれは弾き易かった!弾き易く、歌い易い!
コッチが歌って欲しい、と思う通りの音を出してくれるんです。
その事を当時、師事していた三津橋文子先生に進言したら、一言。
『あなたが下手だから弾きにくいのよ』
『あなた、弾きこなせていないの。スタインウェイをね』
『あなた達にスタインウェイ弾かせると、某ヤマハの音を出すわね』
とピシャリと一言。
あの~必ずしもそうじゃないと…、思うんですが…???
だって先生、毎週、スタインウェイの音色はって、レッスンで口喧しいじゃないですか…???
まぁ、私の腕より、スタインウェイの方が上なのは認めますけど、ハイ。
因みにスタインウェイって、少々下手な人が弾いても、上手に聞こえます。
普段練習聞いている人で、『この人、あんまりうまくないな』なんて思っていても、本番スタインウェイで弾くと、『アレ?いつもより上手くない!?』ですよ、ホント。
とっても綺麗に音が出てたりする…。
で、まぁホントにこの辺りが解るのは、相当ピアニスト修行に打ち込んだ人だと思うんですが(基本音大ピアノ科レベル)、そうでなくても、趣味レベルでも『スタインウェイってこんな感じなんだ~』『ベーゼンドルファーってこんな感じなんだ~』って体験する事って結構大事だと思うんですよ。
その人なりのレベルで知る、という事も大事。
従って、このイベント、あんまりピアノの演奏レベルは問いません。
ある程度、弾けていれば宜しい、みたいな。
もしも私で宜しければ、その場で一寸ワンポイントレッスン、みたいな感じでも良いですし。
私でアドヴァイス出来る事であれば、喜んで謹んでお引き受けいたしますし。
世界の名器を弾きこなすのはムツカシイ、という話でした。
ちゃんちゃん!
ちふれより