え~、読み切りました、この本。
電子書籍でですが…。
今結構噂になってるみたいですね。
本屋さんで所謂“平台”積みになってますし。
書いてあることは、まぁホリエモン氏らしいです。
『10年後に仕事をAIに奪われる事を恐れなくて良い。何故ならITで新しい仕事(ブロガーとか、ユーチューバーとか)出来るから』
『マクドナルドのように、誰がやっても良い単純作業的な仕事は無くなるが、スナックにように“ママに会いたいから”と言う理由で来る職種はなくならない』
説得力があったのは…
『AIでどんどん資本主義の仕事の中で、人が不要になってゆく。だから人件費のコストがかからなくなり、生活上のコストが下がるので、生活は楽になる』
そう、確かに生活上のコストが安くなるのは解ります。
今だってデフレですし。
衣食住にコストがかからなくなると言う事ですね。
だから、人は“生活を支える為に働く”必要が無くなる、だから仕事も好きな事が出来る…。
『これからはお金ではなく、信用』
クラウドファンディングだって…信用ですね、アレ…。
ホリエモンや落合氏の言う事は確かにそうなの、解るんですよ、コレ…ですが…。
ですが…コレ、ついてけない人はどうなるの????
ネットやITで仕事を創りだすのがこれからの時代っていうのは解りますが、全員、出来る??コレ???
プログラミング一つ出来ない人、私を含めてまだまだ多いし…。
今まではホワイトカラーの中間管理職のような職種が消滅してきた訳。
でもこれからは、どんどんフリーター的職種の『誰でもできる機械的な仕事』が無くなります。
却って大変になると思う。
だって自分の頭で考えて、仕事を創ってプロデュースしていかなければならないんだから。
言われた事をハイハイ言ってやるだけ、の“労働”が無くなる訳ですよ。
それに、(アドセンスやってるから私、解るんですが),ネットやITを駆使しての仕事、収入ったって、今は結構厳しいし…。
ライターさんなんて、ホント『ランサーズ』や『クラウドワークス』って仕事の単価が下がってそれだけで食べられないって言ってますし…。
従って流石にITを使った自営の仕事だけで全員食べていけるのかな??結構不安です。
そう、だからホリエモン氏はBI(ベーシック・インカム)の導入に賛成派なんですね。
年金と生活保護を無くし、すべての国民にBIを支給すれば、最低限生活出来ますし。
私もBIは(国民が怠けないか不安ではありますが)考えるべきだと思ってます。
あまりにも生活保護の受給者が増えてるようですしね。
ITを使って独立と言う主張は、いかにもこのお二人らしいな?と思った感想でした。
ちふれより