6/3(日)Pライブのプログラムの事…。

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日々、ライブの用意に勤しんでおります。

で、今回、プログラムに選曲したクラシック曲、F・ショパンの『幻想即興曲』ですが、コレ、私が初めて弾いたのは中学二年、13歳の時でした。

初めて(?)華麗な曲を頂き、嬉しかったのを覚えています。

まぁ、クラシックピアノを学んでいる子にとって、F・ショパンは一度は憧れる作曲家です。

少なくとも、音大時代、クラスメートと『ショパンて一度は憧れるよね~』で、皆頷いてました。

で、13歳の時、弾いた演奏は…私自身、多分『若い演奏』だったと思います。

何せ13歳、中学生ですから(笑)

これ、早い子は小学生で弾きますね。

小学校高学年なら別に驚かないんだけれど、この前YouTubeで何と、小学校低学年と思われる子がこの曲、弾いてました。

小学校低学年ですよ(!?)一寸驚きでしょ?

その子、まだまだ技術的にはきつそうに弾いてましたが、それでも弾いていたのはエライ!

この曲辺りからクラシックピアノのレベルでは、一寸上級編に差し掛かり…かな?

私はこの曲の次にショパンのスケルツォ2番を弾きましたから。

規模も楽曲として大きくなる。

話戻すと、13歳の時の私は『若弾き』です。

『私、こんな難しい曲、弾けるのよ。凄いでしょ!?』って感じ。

『こんなに指が早く回って、こんなにテクニックあって、私、ピアノ上手なの!』

と言いたげな演奏…それが『若弾き』

これで思い出すのが、平昌五輪で金メダル取ったフィギュア女子シングルのアリーナ・ザギトワです。

ザギちゃん、技術凄いですよね~何せ、難解系ジャンプを全て後半に持ってくるんだから。

正しく、サイボーグジャンパーです。

でも…よく見ると、ザギちゃん、表現力はまだまだ!なんですよ。

一寸動きも乱暴で…二位のジェーニャの方が完全に上です。

そして表現力では更に上を行くのが、イタリアのカロリーナ・コストナーでした。

コストナーのスケーティングはホントに優美でエレガント。

『魅せる』スケーティングです。

コストナーの演技が『大人の演技』なんですよ。

彼女31歳だし…コストナー、現役続行になりましたね、良かった~。

31歳と15歳では内面は全然違います。

私の13歳の時の演奏は、要するにザギちゃん的だったんです。

今は40代、13歳の時と演奏は完全に違います…違う事を目指します。

『幻想即興曲』40代として老練な『大人の演奏』を目指したいと思います。

ちふれより

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