恐いのは共謀罪だけじゃない…と思う。

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突然ですが…共謀罪って怖いですか?

政府が“2020年オリンピックに向けてテロ対策”と言っている、アレですよね?要するに“テロ等、組織的な犯罪を計画するだけで罪になる(実行しなくても…ね)”

反対派は“やり過ぎ”“過剰防衛で、基本的人権の侵害になる”と言う言い分。
賛成派は“昨今の世界的規模のテロに対し、予防のためには必要”というもの

まぁ、色々ありますわな。それに、下手したら冤罪も増えそう。そういう意味では怖い。プライバシーも捜査で暴かれそうだし…。

ただ、ですね。プライバシーと言えば…怖いものは国家だけじゃないんじゃないかな?共謀罪成立で“国家権力に監視される社会になる”って言うけれど、今の私達って最早、あるジャンルからは既に監視されていると思う。

その“あるジャンル”とは…IT企業。

考えて見てください。世の中全てデジタル化、ITを取り入れていると言う事は、IT企業に個人が監視されている事と同じだと思います。

Gmail一つ使っていると言う事は、メール内容をグーグルに全て把握されていると同じ。私たちはIT企業の前では丸裸なんです。

アップルやアマゾンも同様。アイチューンズで音楽ダウンロードしていると言う事は、個人のプライバシー、ユーザー一人一人が、どんな楽曲、ジャンルの音楽を好むか、どの曲を何時、何回再生したか(これ解ります)全てアップルに履歴が残っています。

これはアップルに個人の嗜好を全て把握されているのと同じです。アマゾンも同様。

アマゾンも全て購入履歴が残っています。アマゾンプライムでは、視聴した映画、ドラマ、動画の履歴も残る。どんなジャンルが好みなのか、全てアマゾンに把握されるんです。かなりゾッとする話です。

これが、IT企業による社会の監視と言わざるを得ません。監視されているのは国家、社会だけではないんです。

IT企業にだって監視されてます。

それなのに、社会的に無警戒。今の処、IT企業は我々に牙を剥いていませんしね。

ユーザーはもう少し、用心した方が良いと思います。

ちふれより




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先日、BBQオフ会に…

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参加しました。場所は都内下町の某BBQ会場。

待ち合わせ時間にギリギリ到着…と、集まっている筈の参加者たちが誰もいない!(( ̄▽ ̄;)冷や汗)

これは…すれ違いで出発されてしまったな、もしかしたら途中で合流できるかも…。

と慌てて、BBQ会場までの電車に乗ろうと駅のホームを歩くと…オフ会参加者達と思われる方々の集団。

一人が「あっ、ちふれさんだ!」

でようやく合流出来ました。

みなでゾロゾロとBBQ会場へ、そこではもう既に食材のカット等が始まっていました。何ともハイキングのような雰囲気。

アウトドア系のイベントはかな~り雰囲気はワイルドな感覚があります。だって衛生なんて言ってらんないもん。

そう、今の時代の我々ってこういうワイルドさ、貴重なのであります。何せ、健康且つ文化的且つ衛生的なライフスタイルに慣れきっている。

ある部分、生き物としては我々は“ひ弱”であります。IHや電気コンロの普及で直火を使う事すら無くなっているんだから。少し使っておかなくては!

火をおこすのに、薪と炭で起こすのかな?と思っていたら、カセットコンロでした。まぁ、炭から火を起こすのって、大変だわな。

火をおこすのだけで数時間は掛かってしまいます。

こういうアウトドア系ってね、少しでも経験しておくと、いざと言うとき、役に立つのよ。特に震災や災害時。

東日本大震災や阪神大震災でもそうだけれど、今の電気ガス水が全てストップ。この健康で文化的な生活が破壊された時…。

役に立つのはワイルドな力なんです。がれきの下から這い出し、自力で火をおこせるか?食料品が取れるか?

海や川で動植物を採り、殺して(!?)煮て焼いて食べられるか?これが生き延びられるかどうかのコツ。

無論、救助は来るだろうけれど、直ちに助けてくれる訳じゃない。それまでは自力なんです。だからアウトドア系の感覚って非常に大事。

今の日本でこういう事を平時でやっている処って自衛隊位しかありません。自衛隊はワイルドそのものだけれどネ。

そういう意味では軍隊って貴重なんです。強いし、サバイバルになれている。大変な訓練やってますし…。災害時には真っ先に救助活動です。

軍隊って戦争だけでなく、人助けもするんですよ。特に非常事態時。

まぁ、そうは言っても今日はお遊び、レジャーです。レジャーででも少し私、慣れたかった。

BBQでは各々、調理が担当を割り当て、私ちふれはギョーザ担当になりました。と言ってももう一人の方がほとんどやって下さり、ちふれは火の番係りです。

、ギョーザ、ウィンナ、たこ焼きと出て…カレーライスが出て来ました。このカレーライスが結構多く、途端に皆さま方、この後、箸が進むのが遅い事。

それまでは結構パクパク食べていたのにね。

結局、幹事さんの判断で、後半予定の焼きそばやカレーうどんは無くなりました。

話題は四方山話に終始。ちふれは結構聞き役でした。参加者は20名前後。

後半では売店で売っていた、アイスクリームを購入、何やら甘いモノを食べた感じ。だって暑いんだもん。

お片付けは15時ちょっと前から始まりました。手際よく片付けていく皆さま。

二次会もあったようですが、私ちふれは銭湯に行きたかったので却下。電車で皆さまと別れて、事前に下調べしておいた銭湯へGO!

身体もキレイにサッパリとし、帰宅。

楽しかった一日でした。また参加したいです。

ちふれより




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【夢を売る男】(百田尚樹著)《作品感想・書籍》を読んで…

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あの…傑作でした(笑)出版業界の舞台裏なんですが…。

特に自費出版の世界です。と言うより、書籍出版にかかる費用を著者と出版社が負担する《ジョイント・プレス》と言う方式をこの小説の舞台の丸栄社(この名前は笑えた、“見栄”が“丸出し”の意味か?)はしているのですが。

本の出版って結構色々大変なんです。と言うのは私ちふれも知っています。特に著者が素人だったり、ネームバリューが無く、無名だったりするとね。

本の出版は3種に分類されます。

(1)商業出版…所謂、プロのライターや作家さんの出版方式、出版社が出版費用は全て抱える。かなり売れ行きが見込めないと今は厳しい。
(2)自費出版…著者の個人出版、費用は全て著者、出版社を通さず、(原稿執筆、編集、校正は全て著者で)原稿をいきなり印刷所に回し、印刷、製本、でISBN番号(国際書籍特定番号)も自分で取得(コレ、出来ます。費用は2~3万円)、アマゾン等で売れば出来る。費用は200ページのソフトカバー、四六判で、100部印刷で30万円ほどでできる。
が、出版社を通すと、編集、校正とプロがやる為、某文芸社等では200万円ほどかかる。
(3)共同出版…出版社と著者の折半で出版費用を出す。この小説の丸栄社もその方式…だが、ここではその如何わしさが良く描かれています。

なんですが…著者が無名の素人の場合、(2)か(3)になる訳。でね、どうせ著者が費用を出すのであれば、出版社を通さず、原稿執筆、編集、校正は全て著者サイドでやり、印刷と製本を印刷会社にやってもらうのが、一番安い。が…これは流通が問題なのよ。これだと、取次(トーハンとかね)が受け付けない。

本の出版は

原稿執筆→編集→校正→カバーデザイン→印刷、製本→取次→書店→読者

とだいたいこんな感じ。少なくとも、アマゾンが出て来るまでは、流通が絶望的だったんです。著者の手売りだけで。今は取次通さなくても、アマゾンが受け入れてくれます。

ここで出て来る《ジョイント・プレス》は(3)の共同出版なんだけれど、これで200万とか、300万とかふんだくってます。

「本当は500万円位かかるものを販売部と交渉して、200万に値下げさせてます」とか何とか言って。「この本はいい本ですし、ウチ(丸栄社)で赤字覚悟でも出したいので」なんて言ってね。費用がはっきり言って水モノなんです。

取次は、個人では受け付けてくれません。だから、200万払っても、出版社通してしか自費出版、共同出版になる。いずれにしてもン百万かかるんです。

取次通すと、書店で売ってくれます。自分の本が、書店で、宮部みゆきとか、東野圭吾の本の隣に並んでる訳です。これが丸栄出版のウリ。

今は書店でなくともアマゾンが売ってくれますが…。

ここに出て来る本を出版する目的と言うのが…要するに“見栄”なんですよ。“見栄”で本を出版する。

要するに『作家先生』『文化人先生』になりたい訳。本屋で自分の本が宮部みゆきさんの本の隣に並んでてほしい訳です。それがブランド。

一冊も売れなくていいから…ね。それを夢見ている。

完全自費出版ではそれが無い。ISBN番号を自分で取得、国会図書館にも本を置いてもらう(ISBN番号を取得すると置いてもらう事になります)出来るんだけれど、芥川龍之介や夏目漱石の本の隣に一緒に本屋で売ってもらう、が無い。

本の出版て素人作家にとって“夢”なんですね。何だか音楽の世界と一緒だなって思っちゃう。その夢で丸栄出版は暴利むさぼる。

完全自費出版ではそのブランドが無いんです。周りに“自己満足”で本を出したと思われる。“ちゃんとした”“出版社”を通さないと。

実際、共同出版とか、大手出版社の自費出版てね、その“ブランド性”で売ってます。お客が読者ではなく、著者なんです。何百万払うから。

実際数年前に、自費出版の出版社が著者数名から訴えられました。某文芸社だったか…この小説、一部実話なんですよ。

実際、一寸以前にお会いした本の編集者の方は

「本を出すってね、ご自身のブランドになるのよ。税理士とか公認会計士なんて、中小企業の社長さん達に信用絶大なんだから、何百万も出す価値あるのよ」と仰ってました。

聞いてて開いた口が塞がりませんでしたね~(笑)要するに出版業界って、『本を出版する』と言うブランドで売ってるんだから。特に無名の著者には。

ここではっきり言います。無名の著者の場合、『完全自費出版』で出すのが宜しい!自分で原稿執筆、編集(ワードで出来ます)、校正までやって、ISBN番号の自力で取得、印刷所で印刷、製本してアマゾンで売る、が一番です。

PRにブログでも書くのが良いんです。そこにアマゾンの自分の著作の本のバナー広告でも張り付ける。

従来の出版業界なんてね、何も知らない素人からン百万ふんだくる世界ですからね。

ちふれより

PS…ココで出て来る“本”とは“紙書籍”の事です。“電子書籍”なら更に安く、無料で出せる事位…解りますよね?




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昨日、マルミストオフ会でした…≪閲覧注意!一部作品のネタバレあり!≫

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都内某所、某レストランでマルミストオフ会ランチ会が開催されました。今回、ちふれは幹事ではなく、別の方が企画。

参加者は四名、何回か以前にお会いし方二名に初めてお会いする方一名。

ランチはチーズフォンデュを食べながら…と言うものでした。

丸美話題としては、『丸美作品の何から入ったか?』『丸美色の出ている作品は?』『映画については(雪の断章、ね…)?』とか…。

映画については私ちふれは言う事なし!と言うより…映画版【雪の断章】なんてね…(;´д`)トホホ

言うべき言葉が出ないのだ。あまりにも原作が解体、崩壊されていて…。

ワタクシちふれ、20年ほど前にレンタルビデオ“TSUTAYA”にて借りて見だしたが、あまりの崩壊、解体ぶりに見るに堪えず、見だして10分ほどでビデオカセットを取り出し、返却したのを覚えています。「酷い…ひどすぎる!」と呟きながら。

『雪の断章』は代表作と言われるだけあって、佐々木作品未読の方に馴染みやすい作品です。比較的メルヘンタッチでね。

後年の『狭霧秘話』とか『影の姉妹』『夢館』『水に描かれた館』に見られる、人間が分裂したり、催眠術で殺人を犯したり…というオカルティック・サスペンスのような感覚は無いし、大体ね、『影の姉妹』と『雪の断章』が同じ作者とは思えないんですよ。ちふれ的には。

『影の姉妹』はラスト、ビックリしたので!(これ以上は言いませんね、興味ある方、読んでみて下さい)

『風花の里』も大いなる人類の遺産、秘宝、しかしそれは金銭ではない、邪まな者の手に渡ったら人類の破滅…の謎です。一体それは何か?

作者佐々木丸美氏の思想、哲学の中に、東洋思想、仏教哲学やギリシア神話があります。これらは人類の過去の歴史を描いている…と。

因みに『風花の里』の“人類の遺産”の一部は私ちふれ、何か解りますね。それは東洋医学、漢方、鍼灸の世界だと思います。

ワタクシちふれ、東洋医学の鍼灸で“病院で手術と言われた椎間板ヘルニア”を治したので、その凄さが解ります。

人間の免疫って凄いんですよ。人間、免疫を上げれば病気にかからない。少なくともかかりにくくなると言われています。

免疫を上げる方法は…体温を上げるとの事。現代社会の日本人は100年前に比べて全体的に免疫が下がってるとの事。理由は…解りますよね(笑)

食事一つにしたって防腐剤、食品添加物…体に悪いモノをバクバク摂取していますし。

通っている鍼灸の菊池貴子先生は「体温が36℃あれば大丈夫、35℃台だと将来ガンになる可能性がある」と仰っています。

時々まだ35℃台の事もある私ちふれはビクビクしてます。以前よりだいぶ体温、上がったんだけれど(ヘルニア前は35.5℃が平均体温!でした。体温、低い低い…)

生理前後はどうしても体温低くなります。女性はそうなるみたいですね。生理前後は免疫が下がるそうです。仕方ない…。

36℃台後半が理想的のようです。100年前の日本人はそうだったそうです。

「36℃台後半で今の人は微熱!って騒ぐけれどネ」とは貴子先生。

私のブログを読んで下さる方もいてヘルニアについて色々聞かれました。鍼灸ってホント、保険が効きにくいの!

もっと保険適用が拡大されると良いんだけれど。

二次会では丸美作品以外の話題も色々出ました。私ちふれが

「プログラミング、覚えたーい!」との声に、皆さま色々教えて下さる事!

「まずは本を読んで簡単なゲームを作ってみたら?」ナルホド!です。

解散は夜の7時過ぎ、12時過ぎから7時間ダベッていた訳ですね。

また参加したいです。北海道オフとかもあったらいいですね。

ちふれより




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