YouTubeで昔のドラマ【氷点】…とても面白いです。

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三浦綾子氏原作の小説【氷点】のドラマやってます。

コレです。

氷点

1966年制作のものです。

内藤洋子さんがヒロイン辻口陽子を演じた名作です。

私が生まれる以前の作品です。

原作は10代で読んでいたので、内容は知っていましたが…迫力満点。

その後、行く度かドラマ化されましたが、この1966年版が一番原作近い、と言われているようです。

陽子育ての母、辻口夏枝を名女優、新珠三千代が演じてます。

評判では、内藤洋子が人気だったそうですが、私から見たら新珠三千代がはまり役。

美貌の辻口病院長夫人、夏枝のイメージそのまま。

品が良くて、淑やかで、艶やかで…。

原作でも上品な美人、という設定なので、ピッタリです。

無論、内藤洋子も可愛いんですよ。でも新珠三千代の迫力が凄い。

正直、この辻口夫婦の意思が良く解らないんですよ。

あらすじは、(名作なので良く知られていますが)裕福な辻口病院長夫人、夏枝が、(辻口病院の勤務医の)歯科医、村井に言い寄られている最中に、辻口夫妻の娘、ルリ子が、誘拐され、殺されます。

妻の不貞を許せない辻口啓造は、妻への復讐にルリ子を殺した犯人佐石の娘陽子を引き取って夏枝に育てさせる、というもの。

今風に考えたら、陽子の人権、どうなっとるんじゃ!?という話です。

不仲の夫婦の仕返しのダシにされている訳。

こんな事したら、家庭が滅茶滅茶になる事くらい、啓造は解らなかったのかな?と思います。

村井に言い寄られてキッパリと断らない夏枝が悪いのは言うまでもないですが、啓造もねぇ…???

妻の不貞を感じて、何でその時にしっかりと詰らないんだ?と思います。

ここでキチンと夫婦ケンカ(!?)をしておくべきだったんじゃ???とも思う。

要するに、気持ちの話し合い、してない訳。

夫婦が腹割って話さない。

市原悦子演じる辰子おばさんがいい味出してます。

この話の中で、辰子おばさんが一番大人なんじゃないかな???

辰子と、高木が大人の風格があります。

啓造は、揉め事が嫌、というより、やっぱりインテリだけあって、プライドが高い…んじゃないかな?

自分の気持ち、というか、ホンネ、というか、さらけ出さないよう。

妻が不貞を働いた、と感じたら、キチンと自分の気持ちを話すべきですよ。

裏切られるのは嫌だ、と…。

夏枝も解りません。

見ていて、『あなた、啓造と村井とどったの男性が良いの??』です。

村井にヨロメイテ(?)いながら、夫の乗った船が沈没したと聞くと、無事を祈ったり…。

夫が嫌いだ、と思いながら、別れようともしないし…。

啓造が死んだら困るらしい…ホントに嫌いだったらお赤飯炊いてお祝いしますよね(笑)

まぁこの時代、女性は夫に養ってもらっているんだから、生活の為に別れられないのかもしれないけれど。

医者一族に生まれながら、夏枝は女学校きりです(原作記載)

啓造は婿養子なのね。

お医者さんのお嬢さまで、美貌で、何不自由ない人生しか知らなくて…一昔前の、有産階級の女性が辿った人生。

だから我儘でもある。

夫は啓造で、愛人は村井で…と虫の良い事考えているのかしら???

しかも村井が病気でダサくなると、途端に熱が冷めるし。

男性をルックスで見て、イケメンならOK、ブサイクはダメ、と言う事。

村井に対しても、どうも本気ではなさそうです。

本気なら、テーベ(肺病)にかかった村井を見舞うくらいはするでしょうし。

夏枝は全く見舞いません。

話の後半に出て来る、陽子の彼氏の北原に対しても夏枝は熱を上げます。

娘の彼氏、ですよ???

本気で自分を見てくれる、と思ったのかしら??美人の発想って…怖い(苦笑)

ある部分、夏枝って…人生の試練に立ち向かった事、無いんですよね。

困難らしい困難が無かった…キツイ事、乗り越えてない。

富裕層の恵まれたお嬢さんなんだから、せめて、医大を目指すくらいの困難に立ち向かっていれば、キャラクターは変わったかもしれません。

が、この時代は女の子にあんまり勉強させないし…。

良妻賢母の花嫁修業だけ、なんですよね。

良妻賢母、としては、夏枝はかなり優等生の方のようです。

家は常にきれいにして、食事もきちんと揃えてます。

唯、有閑マダムの処があるんですね。

ともあれ、迫力あるドラマです。

ちふれより

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映画【レイラ 売られた少女】を見ました(映画作品感想)

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結構重い映画でしたね。

正味1時間15分と決して長い映画ではないのですが。

『過酷で無情な人生からの脱却を図るホラー・ドラマ』となってますが、世界の貧困格差問題&人身売買&現代の奴隷問題って感じ。

主人公はレイラという13歳位の少女。

この子、中東出身でアメリカで成功したサハル家に住んでいるんですね。

唯、このサハル家での扱い、というのが、家政婦代わりにこき使われている。

サハル家の主人サムと、夫人のスザンヌは彼女をこき使ってる。

特にスザンヌ夫人が酷いです。

で…このレイラ、サハル家で使用人なのか、家族なのか良く解らない。

しかもスザンヌ夫人、学校通わせないし(だから最初はレイラは無学文盲です)、家から一歩も出さない。

レイラに『ウチを出ちゃダメ!』と軟禁状態ですよ。

しかも外からのお客が来ると、レイラはトイレに閉じ込められます。

要するに外部に見せない訳(見せられないんでしょうね、不法入国&奴隷扱いが発覚するから)

レイラは偽造パスポートで入国してます。本人は何も解らないままね…。

この辺のスザンヌ夫人、かなりズルいです。ちゃんと解ってる。

後ろめたい自覚はありそう。

スザンヌ夫人は夫のサム氏に『レイラは妹の娘で姪だ、育ててくれって引き取ってやった』と言っています。

が、コレ、ウソで、レイラは全然血縁じゃない。

サム氏が偶然、手紙が出て来て判明します。

最も夫から問い詰められたスザンヌ夫人は“妹の養子よ”と云い抜けようとしますが。

『家に家族か使用人かよく解らない娘がいる、コレは奴隷ではないか?』と悩んだサム氏はついに告発します。

そう、ハウスメイド、家政婦の仕事をしている、と言ったって、可哀想にレイラは1ドルも報酬を得ていないのであった…。

ハッキリ言ってタダ働きさせらせている訳ですよ。

確かにこれでは“奴隷”状態。

唯この映画でやり切れないのが、レイラの祖国の実の親たちなんですよ。

映画では出て来ません。

唯一、電話だけなんですが、レイラに対する扱いが酷い。

10代の少女が他家で働きながら(賃金も貰わずにね!)生活している訳ですよ。

その家の男性陣(ここではサハル家の息子)にレイプされます。

身も心も傷つき、レイラはサムに『実家の親に電話したい』と訴えます。

ようやく電話がつながり、レイラの実父が電話に出ますが、ほとんど何も話さないまま、ガチャンと切られちゃう。

『あっ、パパ、待って!!』と訴えますが、無情に切られる電話。

コレでレイラの扱いが解りますよね?

どうも、レイラの実の親たちは、サハル家から“月々30ドル”受け取っているらしいんですね。

要するに、コレは…本来はレイラの賃金か?

それにしても激安、最低賃金って無いの???

月30ドル(日本円にして、3~4千円か)で、レイラをサハル家に売り飛ばしている状況のようです。

やり切れないのは、サハル家及びレイラの祖国が(多分政情不安定で)かなりの貧困率の高い国と言う事。

レイラの実家はスラムのような家みたいです(後の法廷シーンでのスザンヌ夫人の言い分)

スザンヌ夫人は最後まで『私にも言い分はある』という顔してました。

『ウチで引き取らなければ、レイラはスラムのような家で、売り飛ばされるような形で16歳で親の世代の男と結婚させられていた』

要するに、どの途、レイラの親たちはレイラを売り飛ばすんだ、と言いたいのでしょう。

貧困、スラム、児童婚、売春…そんな悲惨な世界から引き取ってやったんだ、私達は何も悪い事してない。

先進国の豊かな国の法律基準では全く測れない。

そういう事なんでしょう。

確かにサハル家は立派な綺麗な家に住んで、レイラもそこそこ小ぎれいにしてますけどね。

でも住んでいる部屋はサハル家のガレージだとかで、冷暖房なし。

良いんだか悪いんだか。

最下層のド貧困の社会の親たちって、子供を食い物にするようです。

子どもにたかる、というか、子供からエサをむしり取る。

やり切れなくなりますね。

この映画ではラストは(一寸リアル感無いんだけど笑)ハッピーエンドです。

レイラのボーイフレンドになったメキシコ不法移民の男の子、エミリオ君が、何かとレイラを守ろうとします。

それが救いですね。

ちふれより

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映画【コンプライアンス~服従の心理】(作品感想)

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みました…。

あの…正直、恐い映画でした。

非常に心理描写が上手いというか…そこらの変態ホラー映画より、よっぼと怖いよ、コレ。

犯人の支配欲と、お店の服従される心理が実によく描かれてます。

資本主義のファーストフード店がたった一本のいたずら電話で完全に崩壊するという、良い実例。

完全に服従、洗脳されてしまったのが、中年の女性店長。

コレは実話、実際の事件を基にして作られた映画です。

性的虐待、というか、性的暴行の事件です。

場所はアメリカの某田舎町のファーストフード店(実際の事件はマックです)、主人公はバイトの若い女の子、ベッキー(19歳位)

ベッキーと勤務先のおばちゃん女性店長と、ベッキーの同僚の若い男の子と、おばちゃん女性店長の彼氏のオッサンと…そして真犯人の男性(これは現場から遠い場所で電話の主)

ある忙しい日、店舗に電話がかかってきます。

電話の主は、ダニエル刑事を名乗り『お宅の若い女の子のスタッフがお客の財布のお金を盗んだ疑いがある』

『捜査に行くが、一寸時間がかかる、だからその前にお店の方で彼女を調べてみてくれ』

と言われ、ベッキーの身体検査、と称し、彼女を全裸にするんだから。

しかも、女性店長、お店が忙しいのを言い訳に、平然と、“見張り”の男性陣を、店舗パックヤードにベッキーと二人きりのするんだから。

ベッキーはずっと全裸のまま…。(ベッキーは下着も取らされてます。完全に全裸)

コレ、せめてタオル位かけてやればいいのに…。

電話の主を店舗側は最初『変だな?』と思いながらも、“ダニエルズ刑事”に言いくるめられ、セクハラに暴走していきます。

ベッキー役の若い女優さんも、演技、ご苦労様です。

“ダニエルズ刑事”の『盗んだお金を隠している可能性がある』と言われ、おばちゃん店長の彼氏のオッサンは、ベッキーのバストの様子まで電話で言わされ、彼女の下腹部までのぞき込む…気持ち悪くなります。

ベッキーの同僚役の若い男の子の方がよっぼとまともな神経をしてます。

彼は取り調べ、断ったし。

映画の終盤、お店の出入りの業者が怪しみ、女性店長が警察に電話をかけ、全てが解る。

映画『コンプライアンス 服従の心理』日本版予告編映像

このにっくき電話の主、真犯人はなぜこんな事をやったか???

要するに悪戯なんですよ。

愉快犯です。

そしてこの真犯人、腹の立つことに、警察に捕まりますが、なんと“証拠不十分”で無罪判決を勝ち取ったそう。

一番重い罪が、おばちゃん店長の彼氏だったとか…。

この事件で一番怖いのが、“騙されたはずの被害者”が唆されて加害者になってしまう事です。

被害者が洗脳され、加害者になっていく…という事件は日本では北九州の連続一家殺人事件の松永太を思い出します。

アレも、自分では手を汚してないのが怖い、被害者一家に殺害させます。

一人ずつ順繰りに…。

この犯人の男、ドSと言うか、変態というか…、電話で若い女の子を裸にして興奮していたのか…。

この犯人の男、驚いたことに、中産階級の白人ビジネスマンで、普段は完全にカタギです。

妻も子もいて…。

この映画、不特定多数のお客を相手にするサービス業(小売り店、外食産業)に従事する人達は、見ておいて損はないと思う。

こういう電話がもしもかかって来た時、どうするか???

おばちゃん女性店長、映画の最後にインタビューされるのですが、“私も被害者”にはかなりムッと来ますね。

スタッフの女の子オールヌードにしておいて、アンタ、何ってんだって。

アンタが騙されて無ければ、こんな事にはならなかったのよって。

接客系の職種の方は、見ておいて損はない映画です。

ちふれより

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佐々木丸美著【雪の断章】について…(作品感想)

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え~、2/16の企画ライブで佐々木丸美作品の朗読を予定している為、改めて【雪の断章】を読み直してます。

又、ネット等でも【雪の断章】様々な読者が感想を書いていて、色々私なりに思うんだけれど…。

あの~、結構主人公の倉折飛鳥って、評判悪い処、あるのね。

余りにも頑固、強情で素直さが無いって。

概して、親友の中原順子なんかの方が評判はいい。

順子については、私も好きですよ。彼女、大人だもん。

順子発言で私も好きなセリフ(作中ではなく、【花嫁人形】で昭菜に対しての発言)は

『苦労した人って、自分の苦労をダイヤモンドのように飾り立てる事があるの。彼女の押し売りの苦労話に惑わされちゃ駄目よ』

『人は生い立ちじゃない。今よ』

ハイ!その通り!です。又

『宗教は自分が信じていれば良いのであって、人に話すと腐っちゃう』も好き。

そうなんです、ホント。

順子の発言、ホント、スッキリしますよ。

順子はホントに、大人感覚です。

で、【雪の断章】の飛鳥ですが…。

そう、確かに人に何も相談せず、一人で思考解決しちゃって…それが拗れる元になる。

家政婦のトキさんに言われて傷つき、4日間飛び出しちゃった件や、小説の中盤、犯人が解り(ネタバレになるので敢えて言いませんが(笑))受験勉強を放り出しちゃったり…。

一人で脳内解決してる。

飛鳥の思考に付いて行けない、と感じる読者は少なくないみたいです。

そしてラスト、真犯人の遺書に切なさを感じる人も多いようですね。

読者の方々の感想、私も解ります。

確かに飛鳥は小説のヒロインとして、素直さが無いですね。

もっと明るく、素直な少女であれば、共感を得るのかもしれません。

唯私、思いますが、飛鳥って、孤児なんですよ。

親に捨てられてる、少なくとも、親の庇護のもとに育ってないんです。

孤児であるが為の、苦労もしてます。他人の冷たさ、エゴも直面してる。

幼い頃の本岡家の2年間の経験で…。

社会の厳しさが、幼いころから嫌と言う程、解っている所があります。

従って、他人を信用しない部分ってあると思うの。少なくとも、無警戒に大人を信じない訳。

信用しない訳では無いんですよ、唯、信用しきれない。

コレは著者の丸美先生ご自身が仰っていた事です。

『飛鳥に対して色々読者さんから言われるけれど、飛鳥は孤児なんです。孤児、と言うのは、大人の庇護のもとにいないんですよ。だから、世の中に対して無警戒に信頼しきれないと思うんです』

丸美先生は、あえて倉折飛鳥をああいうキャラクターに設定しました。

物語にリアルさを出す為に…。

孤児物語、というと、少女マンガの【キャンディ・キャンディ】があります。

【キャンディ・キャンディ】と比較している人も多い。

キャンディス・ホワイトはとても素直で明るい少女です。そして強い。

お金持ちの他家に引き取られる点もキャンディと飛鳥は似ています。

そして、その家の子供に苛められる点も…。

キャンディも大金持ちのラガン家だかに引き取られて、その家の子供たち、ニールとイライザに散々苛められます。

が、キャンディって…負けないのね。

何でも言い返し…全く気にしません。

学校でイジメられっ子だった人なんか、キャンディに励まされた、という声も良く聞きます。

が…ワタクシちふれ、一寸キャンディには違和感!なんだなぁ…。

みなしごの孤児で育ち、大金持ちの他家に引き取られてその家の子に苛められる…コレってそんなに明るく、素直に育つか?

キャンディが出来過ぎてるというか、一寸キレイ事というか…。

子どもだし、もっと悩んで傷つくと思う。

何であんなに自分を確立出来るんだ?って思います。

そういう意味で、【キャンディ・キャンディ】より【雪の断章】の方が、ヒロインにリアル感ある訳。

心の中に怨念も抱える、暗い闇もある訳ですよ。

キレイ事でない部分で【雪の断章】はヒロインに迫力あります。

【雪の断章】は深いですよ。文学的な深さまであると思います。

ちふれより

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岡田版【白い巨塔】を見て…(作品感想)

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話題の岡田版【白い巨塔】ようやく全五話見ました。

えー、ネット視聴なので、自分の好きなペースで見られて、それも嬉しい。

因みにワタクシ、旧作の田宮版も、唐沢版も未視聴なので、比較は省きます。

見てないモノは書けないし…。




読書好きのちふれなのに、何故か原作も未読です。

山崎豊子作品は、何作か読んでいますが…【不毛地帯】と、【沈まぬ太陽】は途中まで、だったかな?

スケールの大きな骨太の女性作家と言う意味では、宮部みゆきさんに似てるかな?

前フリが長くなりました、感想でしたね。

一言で言えば、中々面白かったです。

原作が名作と言う事で、スタッフもリキが入っていた感じかな。

特に主役の岡田准一が、リキ入れっぱなし。

まぁ、出世欲の塊の野心家の男を熱演ってのは判りました。

岡田准一ってジャニーズのアイドルなんですね。ネットでは『岡田く~ん!』の声が(苦笑)

でも、(ジャニーズアイドルとしての岡田准一を知らない)私から見ると、結構壮年期の中年男性の顔で、

『岡田く~ん♥』なんてカオ、してませんって。

私から見れば“年相応”です。

沢尻エリカの愛人役も、結構良い感じ。

前半は、浪速大学医学部外科の教授戦でしたが、見てると、

『このセンセ、出世競争の根回し&政治的駆け引きばかり熱心で、肝心要の“患者の治療をする”事はどうなっちゃってるんだろう???』

感がヤマヤマでした。

里見先生の方が、まともな医者に見えて仕方なし。

正直、好きになれません。

話のクライマックスは、医療ミスで訴えられる事件、コレが一番面白かったです。

柳葉敏郎と岸本加代子演ずる、下町の中小企業の社長と、その妻が味出してましたしね。

後輩の若い医師のカルテの改ざんを命じ、口止めをするシーンなんて迫力ありました。

そして、口止めされた若い医師が、原告側(岸本演ずる佐々木夫人側)の弁護士に問い詰められる所とか…。

『本当の事を話して下さい』と、…迫力ありました。

法廷シーンが一番面白かったな。

その後は何か、駆け足って感じで…、医療ミスで責任を問われた判決の直後に倒れたんじゃ…ねぇ。

ココで、財前がどう感じ、どう行動するか?と言うのが、ドラマで面白いのに。

あれだけ長い小説をこんな短時間にひっ詰める事そのものが、一寸無理がありそう。

でも、中々の力作ドラマでした。

田宮版、唐沢版も見て見たくなったし、原作も読んでみたくなりましたね。

ちふれより

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映画【ボヘミアン・ラプソディ】作品感想…。

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映画【ボヘミアン・ラプソディ】見て来ました。

そう、イギリスのロックバンド『クイーン』のフレディ・マーキュリーです。




と言ってもこの映画、フレディ・マーキュリーが完全に主役になってるけれど。

『クイーン』は私、ロックの中では一寸好きなバンドの1つです。

『We Will rock you』『ボヘミアン・ラプソディ』『キラー・クイーン』

音楽、シャレていて…。

映画を見ていて思うんですが…フレディって、音楽(しかもロック)の世界以外に居場所は無かったんじゃないか?って事。

難民の子で、労働者的な仕事をしていて…“パキ野郎”なんて罵られて。

そう、こういう人が創作、表現の世界に来るんですよね。何か苦労、とか苦しみを背負っている人。

『クイーン』の他のメンバー、ブライアン・メイとか、ロジャー・テイラーだって似たような感じ。

『クイーン』て、結構高学歴も多いんですよね。というより、私は高学歴バンドメンバーって印象がありました。

フレディが難民の子だったとは知らなかったので。

ブライアン・メイの専門は宇宙工学だし、ロジャー・テイラーは生物学だそう。

こういう、高学歴エリート(?)の世界って結構キツイと思います。

選ばれしエリート、成績優秀者のみチヤホヤされるし…成績が下の方は、まるで“無視黙殺”状態です。

ギターのブライアン・メイの、キチンとした良識人、社会人としての大人の対応は映画でも描かれていました。

正直、仕事で組む相手だったら、私としては、暴走しがちなフレディより、ブライアンの方がよっぽど組みやすいです。

マスコミの記者会見で、フレディの奇行、奇人変人ぶりをスキャンダルとして、マスコミが容赦なく突っ込むシーンで、ブライアンは冷静に

『もっと新作アルバムに関しての質問はございませんか?』とか…。

マスコミとケンカせずに、上手に付き合う感覚はなかなかです。

フレディはケンカ腰です。

そりゃ解りますよ。フレディが同性愛故に孤独感を一人抱えている…女性の恋人がいても、男性として彼女を愛せない…。

そして恋人の方は他の男性と結婚し、身籠った…悔しい思い。

難民の子、イギリスのワーキング・クラス(労働者階級)出身、そしてゲイ…。

これは人生に怨念を抱えます。

それが音楽の世界で爆発したんだなって…。

ライブ・エイドのシーンは圧巻でしたね。

主役の役者さん、フレディそっくり(笑)

良く真似たなって思います。

因みにギターのブライアン・メイもあのヘアスタイルといい、ソックリでした。

『ボヘミアン・ラプソディ』の収録シーンも面白かった。

あの時代のロック音楽のレコーディングってこうだったんだなって…。

結構アナログな感じでした。

そして圧巻だったのは…映画の中でBGMで、オペラのアリアが使われていたシーン!

笑っちゃいました…『蝶々夫人』の『ある晴れた日に』だったか、『トゥーランドット』だったか…???

何故ここでオペラ??何故ここで?クラシック??

映画館で一人、爆笑状態!です。

幾ら『ボヘミアン・ラプソディ』の作風がオペラ的な合唱を取り入れたって言ったってねぇ…。

まぁ、フレディはバレエも好きだったそうだけれど…。

この映画はフレディ・マーキュリーを主役として描いていますが、『クイーン』の他のメンバーからの視点で描いた作品が見たいです。

ちゃんちゃん!

ちふれより

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【篠原千絵原画展】行って来ました…。

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丸美オフ会と前後して、池袋西武デパートで開催していた【篠原千絵原画展】に行きました。

写真は購入した公式図鑑です。

断捨離に精出し、何かとモノを買わない事を推奨しているちふれとしては、異例の買い物(!?)。

大体、公式図鑑なんてものは、市場に出回りませんし、ココでなければ買えません!

ファンにとっては貴重な資料です。

と言うより、ワタクシちふれ、その位篠原千絵ファンなのであった…。

『闇のパープル・アイ』『陵子の心霊事件簿』大作『天は赤い河のほとり』そして現在連載中の『夢の雫、金の鳥籠』…。

そう、篠原千絵と言えば、繊細な画風とダイナミックなストーリー展開で知られる、知る人ぞ知る少女漫画家です。

少女漫画、と言っても恋愛はサブストーリーで、サスペンスモノだったり歴史ものだったり…。

『天河』は面白かったし!引き込まれました!

ヒロインのユーリが結構政治的、外交的手腕を発揮するのがイイ!

政治的に立ち回るって必要なんです。

外交や交渉も駆け引きだしね。

『夢の雫、金の鳥籠』は以前のこのブログにも書きましたが、の全く別ドラマで『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム』と全く同じ時代、同じ登場人物です。

篠原千絵さん、『オスマン帝国外伝…』見ているかしら???

原画展では、あの作品のあのシーン…と言うのがズラズラ出て来て、退屈しませんでした。

来場者は大半が女性でしたが、男性の姿もありましたね。

篠原千絵先生にサイン帳、というか、メッセージ帳があり、無論私も一言コメント。

原画展の内容は、『パープルアイ』の尾崎倫子と水島麻衣の母子や、『蒼の封印』の蒼子、『天河』のユーリとカイルや『夢の雫…』のヒュッレムとイブラヒム…。そして猫好きの篠原千絵先生の事、本編終了後に出て来る銀子ちゃんや(猫)雪子ちゃん(猫です)

猫ちゃんの突っ込みも面白かったりします…銀子ちゃんだったか、飼い主の千絵先生に

(マンガを描く事以外に)「…他に出来る事、あるのか??」と突っ込んでましたし。

兎に角、篠原千絵ファンにとっては、貴重なイベントでした。

ちゃんちゃん!

ちふれより

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【10年後の仕事図鑑】(堀江貴文・落合陽一著)を読んで…。

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え~、読み切りました、この本。

電子書籍でですが…。

今結構噂になってるみたいですね。

本屋さんで所謂“平台”積みになってますし。

書いてあることは、まぁホリエモン氏らしいです。

『10年後に仕事をAIに奪われる事を恐れなくて良い。何故ならITで新しい仕事(ブロガーとか、ユーチューバーとか)出来るから』

『マクドナルドのように、誰がやっても良い単純作業的な仕事は無くなるが、スナックにように“ママに会いたいから”と言う理由で来る職種はなくならない』

説得力があったのは…

『AIでどんどん資本主義の仕事の中で、人が不要になってゆく。だから人件費のコストがかからなくなり、生活上のコストが下がるので、生活は楽になる』

そう、確かに生活上のコストが安くなるのは解ります。

今だってデフレですし。

衣食住にコストがかからなくなると言う事ですね。

だから、人は“生活を支える為に働く”必要が無くなる、だから仕事も好きな事が出来る…。

『これからはお金ではなく、信用』

クラウドファンディングだって…信用ですね、アレ…。

ホリエモンや落合氏の言う事は確かにそうなの、解るんですよ、コレ…ですが…。

ですが…コレ、ついてけない人はどうなるの????

ネットやITで仕事を創りだすのがこれからの時代っていうのは解りますが、全員、出来る??コレ???

プログラミング一つ出来ない人、私を含めてまだまだ多いし…。

今まではホワイトカラーの中間管理職のような職種が消滅してきた訳。

でもこれからは、どんどんフリーター的職種の『誰でもできる機械的な仕事』が無くなります。

却って大変になると思う。

だって自分の頭で考えて、仕事を創ってプロデュースしていかなければならないんだから。

言われた事をハイハイ言ってやるだけ、の“労働”が無くなる訳ですよ。

それに、(アドセンスやってるから私、解るんですが),ネットやITを駆使しての仕事、収入ったって、今は結構厳しいし…。

ライターさんなんて、ホント『ランサーズ』や『クラウドワークス』って仕事の単価が下がってそれだけで食べられないって言ってますし…。

従って流石にITを使った自営の仕事だけで全員食べていけるのかな??結構不安です。

そう、だからホリエモン氏はBI(ベーシック・インカム)の導入に賛成派なんですね。

年金と生活保護を無くし、すべての国民にBIを支給すれば、最低限生活出来ますし。

私もBIは(国民が怠けないか不安ではありますが)考えるべきだと思ってます。

あまりにも生活保護の受給者が増えてるようですしね。

ITを使って独立と言う主張は、いかにもこのお二人らしいな?と思った感想でした。

ちふれより

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キングス・イングリッシュと言うものについて…。

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海外ドラマ等を見ていて時々思うのが

『アメリカ英語(米語)とイギリス英語(特に上流階級、というか、エリート階級)は違う』と言う事。

そう、違うんですね、米語と英語は違う。

イギリス英語(キングス・イングリッシュ、クイーンズイングリッシュとも言う)って非常に発音が端正です。

端正で品の良い英語。

あんまり“R”の巻き舌が無い。一寸格調高い感じ。

ドラマ【シャーロック・ホームズの冒険】(グラナダ版)でホームズ役のジェレミー・ブレッドが話しているのが、正しくキングス・イングリッシュ。

無論、ワトソン役の人もキングス・イングリッシュで話してます。

因みにサッカー選手のデイヴィッド・ベッカム選手はキングス・イングリッシュでは話してません。

ベッカム選手、結構強い訛りがあり、一寸聞き取りにくい感じ。

ベッカム選手はイギリスではワーキングクラス(労働者階級)出身です。

サッカー自体がワーキングクラス(労働者階級)のスポーツな訳ね。

ベッカム選手のインタビュー記事を聞いたけれど、確かにアレはキングス・イングリッシュではないです。

とは言ってもベッカム選手、決して見ていて不快感があると言うのではないんですよ。

やっぱりあれだけサッカーの世界で名を上げた人だけあって、インタビューの受け方も非常にマジメでキチンとしてます。

良識ある感じ。そんなに下品でもないし…。

むしろ感じは良いです。唯、キングス・イングリッシュではない。

雰囲気も上品と言う感じではないだけです。

キングス・イングリッシュは非常に端正、格調高い雰囲気です。

エリザベス女王陛下のお言葉もそんな感じ。

むしろ聞いていて“ハハッ”と“拝聴”したくなります。

何やら一寸威儀を正したくなるような…かな?(笑)

但し、エリザベス女王陛下の話し方も、40年前より一寸格は落ちて来たような…???

話し方がフランクなんですよ。庶民的な感じです。

40年前の話し方の方が格調高かった…ように思うのは私だけではない様です。

恐らく、“スピーチで国民に解り易くを心掛ける”からでしょうね。

国民に通じる言葉で話さないと、スピーチの意味がありませんから。

エリザベス女王陛下のスピーチです。

クイーンズイングリッシュってどんな英語?

イギリスは階級社会、そしてその階級社会を図る基準が“言葉”なんですね。

身なりや服装、持ち物ではない。

『小公女セーラ』でも無一文になり、ミンチン女学園で下働きの女中で働いていたセーラが、隣家の少年に物乞いと間違えられ、硬貨を施されるシーンがあります。

その時セーラは非常に屈辱的に感じるのですが、少年は母親に

「あの女の子、ヘンだよ。だってあんなに汚い身なりなのに、凄くきれいな言葉で話すんだ。何故なのかな?」

と言うシーンがあります。

ココでこの少年が感じたセーラの話す“キレイな言葉”とは文字通り、キングス・イングリッシュの事。

セーラはキングス・イングリッシュを話していたんですね。

階級を決める基準が言葉である、というのがイギリスの価値観のようです。

ちふれより

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映画【ソロモンの偽証・前編、後編】を見て…作品感想(映画)(注意!ネタばれあり!)

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映画【ソロモンの偽証・前編、後編】を見ました。(今、GYAO!でやってます。期間限定)

コレです。

映画【ソロモンの偽証】

え~、久しぶりに見応えはありましたね。さるクリスマスの夜、学校内で男子中学生の死体が発見される…、彼は自殺なのか、殺されたのか?

警察は“自殺”と断定しますが、その後に匿名の投書で『彼は殺されたのです…』で、殺人者として名前が挙がったのが、クラスの悪ガキ三名。

動揺する学校、無神経且つ無責任に報道するマスコミ…それらに翻弄されるPTA。生徒たち。

大人たちがアテにならないのを知り、主人公、藤野涼子は決意します。

『自分たちのクラスの事は自分たちで解決しよう』と前代未聞の“校内裁判”を開く事を決意。

宮部みゆきモノとあって、中々骨太です。“校内裁判”と言う発想は良い。

現実の中学生でもこの位の逞しさは持ってもらいたいものだと思うのは私だけかな?

前編は、柏木少年の墜落死した後の、てんやわんやが描かれています。

ここに出て来る樹里と言う少女がキーポイント。で…これが心に闇を抱えています。

樹里のダメ母親が見もの。娘の気持ち、ちーっとも解ってない。

で、樹里の手下のようになってる松子が良い子なんだけれど、ホントに可哀想。

松子のキャラは【模倣犯】の高井和明を彷彿させます。悪い子にくっつき、手下のように扱われ(と言うより、子供の頃の友達との人間関係って、平等じゃないのよ。大抵が親分子分の関係。積極的な子に大人しい子がくっついているのは現実に良くある話)

苛めでもそうですよね。たいていがボス格の子がいて、手下がいるのが苛めっ子グループ。ボスが命令します。

樹里もいささかボス格(でもその割には悪ガキ大出俊次には暴行受けてたけれど…)

【模倣犯】の高井和明も悪ガキ栗橋浩美の手下やってて、婦女暴行殺人犯として殺されちゃったし…。

ここでストーリーを述べる気はないので割愛しますが、後編、藤野涼子を押しのけて圧倒的な存在感を発揮するのが神原和彦

神原少年、後半はヒーロー!です。中々カッコイイ! 校内裁判では被告の悪ガキの弁護なんだけど。

死んだ柏木少年が、非常にエキセントリックなんですよね。完全に同情できない。振り回された神原君が可哀そうになる。

悪ガキの家庭も良く描かれています。問題児の子の家庭って親が問題なのもそう。

神原少年が良く、柏木少年の友達やってたなって思います。と言うより、その辺は描かれて無いです。

柏木少年の家庭が描かれていないのが残念。何故あんなエキセントリックになったのか???

ただこの映画(原作は未読)クライマックスまでは迫力あるんだけど、終盤が惜しい。あれだけ描きながら、学園ドラマみたくなっちゃってます。

終わり方の詰めが甘い…かな。

音楽も、アレだけ重いテーマなんだから主題歌も少し重くして欲しかったです。前編のエンディング曲がクラシックのアルビノーニのアダージョでしたが、このほうが似合ってる。

ラストのポップス調は…ねぇ???学園ドラマじゃないんだから。

原作は全6巻の作品を映画化だから、終盤は端折っちゃったのかな?

主役の藤野涼子役の子は芸名も“藤野涼子”にしたそう。中学生たちは既成のタレントやアイドルを使わず、オーディションで決めたとの事です。

それが良かったと思う。変にタレント臭さなく、みんな素顔の中学生らしさが出ていた。そしてわきを固める大人たちはベテラン俳優たち。

この小説、原作はワタクシ未読ですが、読んでみようかな?と思います。

因みに、宮部作品のこのアフターストーリーで、藤野涼子と神原和彦は結婚しているみたいですね。そっちも読んでみたいです。

ちふれより




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