企画しました。
まぁ、近々のスケジュール、しかも、ジャパンオープンの翌日…と言う事で、参加者の方は最初四名のハズ…でしたが、見学者の一名の方が体調を壊し、ダウン。
結局三名での練習オフと言う事になりました。
三名の中で、何と幹事のワタクシが、一番の初心者(^-^;
三名の中で、唯一、リンク内で“手すり磨き”(苦笑)
後のお二方は経験者でした~
場所は、神宮外苑の中の、神宮アイスリンク
最初は、『お昼食べた後の14時位からがいいよね~』と考えてたちふれ。
が、参加者の中から『たった二時間では勿体ないので、もっと早くリンクインしてます』と言われ、結局リンクインは各自となりました。
最も、前日が仕事で一寸くたびれ気味の私は、結局14時位になりましたが。
リンクインして、レンタルしたスケート靴を履いたら…やけに足が痛い(>_<)
経験者の参加者さんに言わせると『靴が足に合わず、幅が狭いんじゃないか』との事
靴を借り直し、今度はようやく痛くなくなりました。
これも、経験、経験。
リンクに入るのは久しぶり!です。
今年に入ってから、三度目、かな?
去年まではン十年、アイススケートなんてやってなかったので…。
一回目は、今年の二月の、札幌雪まつり会場でのリンク
二回目は、フィギュアオフ会のミッドタウンスケートリンク
そして、今日が三回目、です。
で、…正直、アイスリンクに身体が慣れた感じ。
まだまだ手すり磨き状態で、リンクのヘリに片手を置きながらの滑走ですが…ミッドタウンの時より、(手で助走はつけながら、なんですが)滑走が長くなってます。
又、短時間ではあるけれど、手すり無しでも滑走(?ヨチヨチ歩きか?)出来るようになりました。
やれば出来る!ですよね。
そう、何でも練習、訓練なんです。
訓練や練習無しで、最初から上手な人なんて誰もいません。
みんな、全員、最初はヘタクソ!です。
スケート靴を履いて、リンクに上に立って…ヘリにしがみつき、動けないかもしれない。
スケート靴は、ブレードと呼ばれる、あの靴底の細長い棒…あのブレードに全体重をかけてます。
立っても不安定極まりない、足首がグラグラ…ですよね。
多分、初心者の方って、初めてアイスリンクに来て、みんなが滑れるのを驚くと思う。
みんな、滑ってるって思うんです。
そんな中に自分一人、エッチラオッチラの手すり磨き、一寸恥ずかしいですよね。
でも、それって一寸違うと思うんですよ。
アイスリンクで滑っている人たち…アレは滑れる人。
滑れる人しか来ないんですよ、ハッキリ言って。
滑れる人、というのは普段から稽古してます。
ましてや、アイススケートは、アイスリンクが無ければ、稽古、練習が出来ませんし。
地上では出来ないんですよ。
だから、練習しに来る訳。
中にはスケート教室に通っている人もいます。
以前通っていた人もいます。
滑れない初心者はいない世界。
リンクで上手に滑っている人たちだって、一番初めにアイスリンクに立った時は、全く滑れなかった筈です。
コレは全員が一度は通る道なんです。
アイスリンクで滑ってる人たちって良い意味で親切、無関心ですよ。
ヘタでエッチラオッチラやってる人をバカにしたり、からかったりしないですし。
リンクのヘリを手すり磨きしながら滑走していて、前方に上手な人たちが手すりに寄りかかりながら、ダベッている…そんな時、私は声をかけます。
『すみません…初心者なもので…若葉マークです』
すると慌てて離れてくれます。手すりを明け渡してくれるんですよ。
誰もバカにしません。
悪ガキ真っ盛り、とも言えるような中学生っぽい男の子軍団だって、慌てて離れてくれます。
要するにみんな、解っているんですよ。あ、初心者が来たなって。
アイスリンクの中でのマナー、礼儀作法…というより、かつて自分もそうだったから。
滑れない初心者にとって、手すりは文字通り“命綱”
それを知ってる訳です。
ところが、滑れない初心者は、普段からアイスリンクに来ません。
初めてなんですよ、アイスリンクの上に立つのが…。
身体も慣れてませんし、バランス感覚だって慣れてない。
滑れなくて当然なんです。
一寸アイスリンクに来てみて、“自分だけ滑れない”状況が恥ずかしくて、辞めちゃう。
自分は苦手だ、向いてない、と思いながら。
苦手とか、向いてない、じゃないんですよ。
苦手なのは全員苦手、最初から得意なんて人はいません。
何でも稽古!なんですよ。
ちふれより