湯浅智機氏(作家・佐々木丸美の編集者の方)にお会いしました…(丸美レポート)

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一昨日ですが、作家・佐々木丸美の講談社時代の編集者、湯浅智機氏とお会いしました。

湯浅氏は現在僧籍、真言宗の御住職の方となっておられます。

私ともう一人の方と、二人でお目にかかり、三人で千葉の某喫茶店にてお話を伺いました。

丸美先生の納骨されたお寺も伺いました。

丸美先生は以下に納骨されております。

別当町 全久寺

石狩別当駅から車で5分、徒歩20分だとか。

札幌駅からそんなに遠くありません。電車で40分程。

お墓参りしたい方は是非。

丸美先生の戒名『慈円妙美信女』

穏やかな良い名前ですね。

色々とお話伺いました。

佐々木丸美先生は、『雪の断章』で賞を取られた後、種々の事から講談社と出版契約を結ぶことになった事。

そこで丸美先生、出版契約を結ぶとき、ハンコを忘れてしまった事。

作家によっては、原稿の手直しを編集者と二人三脚でやる事もあるが、佐々木丸美限っては、内容の手直しは全く無く、校正の誤字脱字等の出版テクニックだけだった事。

つまり、丸美先生はほとんど全く一人であの作品の原稿を書き上げ、あの完成度のまま講談社に持って行っていた訳です。

凄いですよね…。

編集担当者の湯浅氏とも、ほとんど内容について打ち合わせた事も無く、湯浅氏も次回作については、全く毎回どんな作品になるのか解らなかった事。

全く事務的なやり取りのみだったそうです。

湯浅氏は「作品メモのノート等にあったようだ。それを見れば何を考えて丸美さんが執筆したのか解るんだが」と仰っていました。

「『雪の断章』受賞の件は、ホントに喜んでいてね…」と湯浅氏。

その後、講談社で数冊、出版するも、種々の事から、少し講談社に不満を持ち始め、(北海道の人間は本州の人より損をさせられている、と感じていたようなんです)他社の新潮社に原稿を送るも、新潮社より「コレはうちでは扱えません」と送り返されてきた話とか…。

湯浅氏、「丸美作品は解る人は解るんだが、解らない人は解らないんだな」と仰ってました。

又丸美先生の事を「…天才肌というのかな?」とも。

断筆の理由と言うのも、理由は色々ありそうです。

講談社で『雪の断章』を出版したら反響は凄い来たそうです。

しかも、読者はほぼ北海道人だとか(笑)

本州にファンはいなかったんでしょうか???

北海道の書店、紀伊国屋札幌支店と、三省堂と、後取次の書籍関係のスタッフで、『佐々木丸美ファンクラブ』を作った話。

そのファンクラブが丸美作品を全国的に支援したとか。

丸美先生、最初の『雪の断章』『崖の館』…と次々に作品を発表していきましたが、徐々に売り上げが減っていったらしい…。

理由は…??コアファンなら解りますよね?(笑)

要するに、作品の世界観に“ついていけない”訳ですよ。

だって、後期の作品て『影の姉妹』ですよ?『沙霧秘話』ですよ?

『橡家の伝説』『ハシバミ家の伝説』…どう????

コレ、かなりマニアックでしょ!?

『雪の断章』こそ一般性はあるものの、徐々に(ファンにとってはいい意味で)幻想性を帯び、“幻想ファンタジー、ミステリーロマン”となり、一般の読者は

「何じゃ??コレ??…」です。

と言う訳で、読者も減っていった…らしい。

映画の話も良い顔しなかったみたい。

やっぱり、映画化すると作品が変えられてしまうから、らしいですね。

そりゃ~そうですよね、映画版【雪の断章~情熱】を見ればよく解りますし(笑)

湯浅氏は

「丸美作品の全集を出せたらなぁ…限定版で良いから」

「佐々木作品で一番合うイラストは味戸ケイコさんだ、だから私は推した」

と仰ってました。

未だに味戸ケイコさんが一番良いそうです。

ともあれ、佐々木丸美先生の貴重な関係者の方にお目にかかれ、とても幸せな時でした。

ちふれより

PS…湯浅氏、丸美ファンのオフ会等も気軽にご参加頂けそうです。『ファンイベントでゲストに呼ばれて何か話してください』と言われても、言えるような事はほとんどなくて…と仰ってました。

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ライブ、イベント、オフ会等の企画で、面白いモノを目指したいです…。

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え~、16日に企画ライブ【シャンソンと朗読で綴るピアノライブ】終了したばかりなのに、『次は何しようかなぁ???』と考えているちふれです。

何か面白いモノはないかってね。

そう、ワタクシちふれ、企画で勝負!したいと思っている訳。

企画ライブは、第一回目は【まえのまりこのコラボ企画“ピアノ×落語”ライブ】で、ゲストが落語家さんで落語を一席、第二回目は【シャンソンと朗読で綴るピアノライブ】で佐々木丸美作品をゲストのシャンソン歌手の白木ゆう子さんが朗読…。

で、第三回目は…???と言う訳。

この“企画モノ”って、やりだすと面白いのね。

又、オフ会イベントも『佐々木丸美オフ会』(←これはお食事会が多い…かな?)フィギュアスケートでは、『スケートを滑りに行こう企画』、『フィギュアスケートDVD鑑賞オフ会』音楽イベントでは『スタインウェイとベーゼンドルファーの弾き比べオフ会』…等々。

音楽オフ会では、他にもまだまだ水面下で企画している事あります。

私のオフ会の場合、『体験型オフ会』が多いかな?

スタインウェイといい、フィギュアスケートといい…。

私、まずは実体験!と思うんです。

出来る、出来ないはともかくとして、まず体験、経験。

実体験って大事だと思うんですよ。何事も経験だし…。

企画にハマっているちふれでした…。

ちゃんちゃん!

ちふれより

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【コラボ企画第二弾まえのまりこと白木ゆう子の《シャンソン&朗読で綴る》ピアノライブ】(2020.2.16)終了しました…。

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ご来場いただきましたお客様方、ホントにありがとうございました。

又、お客さまの中に、マルミストの方もいらっしゃいまして…ホントにありがとうございました。

今回、白木ゆう子さんとは、『先輩、後輩』関係とはいうものの、初体験&初顔合わせでして、ども、色々とクラシックご出身の先輩として、色々とアドバイスを頂きました。

中々に企画、と言うのはムツカシイ処、あるのね。

言われた事…『あなた、やりたい事一杯あるはいいけれど、突っ走らないようにね』

『うっかりすると、ぶつかるからね』

『…』(沈黙!)

『あなた、この依頼、断らせない雰囲気だったわよ』(そうかも…!)

そう、ワタクシちふれ、以前から『私の本番で、佐々木丸美作品を取り上げたい』と思っていましたし。

今回、それが念願叶いました。

代表作【雪の断章】を選んだ理由としては…やはり、知名度。

少なくとも、佐々木作品の中では断トツ!に知名度が高く、映画化もされています。

そして…ストーリーも解り易い。

コレ、他の作品【沙霧秘話】とか【影の姉妹】【橡家の伝説】【ハシバミ家の伝説】(スミマセン!漢字変換できない(´;ω;`)ウゥゥ)ときたら…。

まず、佐々木作品をご存知ない方に、佐々木作品を知って頂くのは、【雪の断章】はうってつけなんです。

又、映画化もされてしますし…内容はともかく(💦)

功を奏し、【雪の断章】原作に興味を持った方々もいたようで、感謝、感謝。

又、いらして下さったマルミストの方からも、『良かったです』とご好評を頂いたようです。

マルミストは、こういうの、恐いですから…正直、何を言われるか、ヒヤヒヤでした。

(気持ち、解りますし…ね)

シャンソン歌手の方に佐々木作品の朗読をお願いしたのは、

『シャンソンは、3分間のドラマ』と言われるように、非常にドラマ性が高い。

佐々木作品が深いように、シャンソンも深い詩も多いですし。

バルバラ、ジャック・ブレル、シャルル・アズナブール、エディット・ピアフ等々。

従って、『シャンソン歌手さんならば、佐々木作品を理解、共感できる筈』だからなんです。

共通する感覚があります。

白木さんにも、(佐々木丸美をご存じなかったのですが)佐々木作品を気に入って頂けたようです。

今回、白木さんが丸美作品をご存じなかった、と言うのは、いい意味に働きました。

私はファンなので『解るでしょ!?』状態で朗読パートを提出したら…厳しい突込みが(^^;)

『一寸あなた、これじゃあ私のお客さん解らないわ。佐々木丸美なんて知らない人ばっかりなのよ』

『人間関係、キャラクター関係の説明書きが欲しいわね』

と言われ、下記の写真『キャラクター表』を作成。

ついでにライブ会場の物販関係の写真も…。

私は手持ちの丸美本を、白木さんはアルバムCDグッズ等物販関係を。

白木さんにはホントに感謝、感謝!です。

他の本番でお忙しい中、不出来な後輩の為に御出演頂き、ホントにありがとうございました。

ライブレポートでした。

ちふれより

PS…白木ゆう子さん、今年もシャンソンの祭典【ブリスリーズ2020】に御出演の事。東京国際フォーラム、というかの中島みゆきさんも使った事もある大きなステージで歌われます。凄いですね~。

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久々に丸美オフ会参加しました…。

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と言っても、今回は幹事は私ではなく、男性ファンのK氏企画。

 

最初、カフェ会予定だったのだが、色々と参加者の都合で、しゃぶしゃぶビュッフェのディナー会、と相成りました。

 

最初、幹事K氏は

 

「ディナー会だと(価格が)高いかと思ったんだけれどそこそこ安い処があったね」と話してました。

 

参加者メンバーは、常連メンバーの男性二人、女性(私ちふれを含む)二人の計四名。

 

しゃぶしゃぶをパクパクと食しながらのオフ会となりました。

 

今回の企画は…丸美作品の“二番目”

 

『二番目に読んだ作品は?』

『二番目に好きな作品は?』…etc.

 

ワタクシちふれの場合、二番目に読んだのは…『雪の断章』(だったと思う。本屋さんで『忘れな草』とどちらにするか、迷った記憶がある)

 

二番目に好きなのは…『崖の館』か『風花の里』か…選べません。

 

因みに、一番最初に読んだ作品が私は『花嫁人形』だったんです。

 

その話から、『花嫁人形』のヒロイン昭菜の話になりました。

 

タイトルからして何とも少女漫画チックな、乙女チックな…と思いきや、この小説、冒頭ののっけから、壮絶なDV、イジメ、虐待シーンのオンパレード!なんです。

 

さる参加者さんなんて、

 

「『花嫁人形』は昭菜が余りにも可哀想で…最後まで読めなかった」

 

と仰ってました。

 

最も昭菜は小説の中で、身体的、肉体的暴力は受けてないんですね。

 

唯、ひたすら家族からシカトされ続け、黙殺され続けてるんです。

 

唯、仲間外れされ続ける…。

 

「コレ、今だったら児童虐待、幼児虐待で、児相が乗り込んで来るよね?」

 

と私が言うと、他の方は上記の事を言ったんです。

 

だから、昭菜が受けた虐待、DVも児相では、微妙だとも…。

 

そう言ったのは、もう一人の女性の方でした。彼女は続けて

 

「第一、児相も忙しいのよ。数十分に一本そういう電話がかかってきて」

 

「虐待ですって言われても、大抵は、微妙な問題だし…」

 

「第一、昭菜は学校すら、行ってないじゃない」

 

「だから、本岡家の外の人たちが、昭菜の事に気が付かないと思うわよ」(確かにね…)

 

「15歳とか、16歳まで、外出した事が無いんだものね。でも外で仲良くなった中原順子は、一寸社会正義派の処もあるし、法律家目指してる彼氏もいるし、児相に行きそうだよね」

 

と私。

 

家庭の中はホント、難しいもんです。

 

家族関係は、特にね…。

 

 

でも、小学校にも通わせなかった、というのが、一寸虐待で摘発出来そうですよね…多分。

 

『教育を受ける権利を奪った』と言う事で…。

 

義務教育の小学校や中学校にも通わせないというのは、摘発出来るんじゃないかな?

 

ワタクシちふれ、ついでに来年の2/16日の企画ライブで、丸美作品の朗読時、ピアノで何の曲が合うか、相談もしました。

 

さる方からは「ラヴェルの“亡き王女の為のパヴァーヌ”が『雪の断章』に合いそう」

 

と言われました。

 

“亡き王女のパヴァーヌ”、あれかぁ…。

 

コレです(フジコ・ヘミングの演奏で)

 

フランス音楽だから、繊細で優雅な感覚、あるしね…。

 

考えて見ます…。

 

ともあれ、久しぶりの丸美オフ会でした。次回は、私の企画ライブか…。

 

ちゃん、ちゃん!

 

ちふれより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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これから多々イベントや私のライブ目白押しです…。

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色々とイベント企画を始めている私ちふれです。

まず来月から。

10/6(日)フィギュアスケート練習オフ会(都内神宮アイスアリーナ)14時位~

某SNSにて主に募集をかけてます。フィギュアファンの方々、競技やショーを見ているだけでなく、自分もやってみようという企画です。

さ来月です。

11/17(日)シュタインウェイとベーゼンドルファーの弾き比べオフ会13時~15時(都内森下ピアノスタジオ“シェ・クロード”にて)

同じく、某SNSにて主に募集。世界のピアノ名器スタインウェイとベーゼンドルファーの音色がどう違うか、ピアノ愛好家たちに弾き比べて頂く、という企画。私も楽しみです。

そして来年の一月。

2020年1/19(日)まえのまりこコラボ企画《シャンソンと朗読で綴る》ピアノライブ

おなじみ(?)ワタクシちふれことまえのまりこのピアノライブですが、企画ライブ第二段!です。

前回は8/25(日)に落語家さんをゲストにお迎えしましたが、今回はシャンソン歌手の白木ゆう子さんをゲストにお迎えします。シャンソンの他に、作家・佐々木丸美の作品を朗読予定。

他にも、面白そうな企画やら、珍しい(?)企画も考案中ですので、随時計画してゆきます。

お楽しみに…。

ちふれより

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オフ会というものについて…。

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今日、某SNSでのオフ会に参加してきました。

最近、このオフ会の幹事をやる事も多く、色々感じているのですが、この“オフ会”って…やろうと思えば、色々独創的且つオリジナリティ溢れる企画も出来るんですよね。

この“オフ会の幹事”と言う立場、応用&発展していけば、イベント屋、プロデューサーになっていくんですよ。

そう、一昔前のギョーカイ人のやってたような感じです。

そう考えれば、結構奥が深いです。




オフ会から、面白イベントが出来るし、そこから色々なプロジェクトだって発生する…。

実際、この“オフ会の幹事さん”から凄腕のイベントマンさんが出ています。

私にしたって、中島みゆきさんのファンのコミュニティで、“みゆきオフ”として、『中島みゆきを歌う会』を企画、そこでみゆきさんのバックミュージシャンのうまおちゃん(笑)(友納真緒さんね!)をお呼びしましたし。

又、作家の佐々木丸美さんのオフ会、フィギュアスケートのオフ会も企画。

私ちふれの場合、SNSでオフ会を企画するとしても、何か趣味or好きなモノに特化したオフ会を企画する事が多いです。

当たり障りのない、誰でも参加可能な(飲み会、お食事会的な)オフ会ではなさそう。

丸美さんのオフ会なんて、作家・佐々木丸美を知らなければ、付いて行けないし。

フィギュアオフ会だって、ステファン・ランビエールや、イリーナ・スルツカヤ、キャンデロロの名前を知らなければ、参加してもつまらないですし。

みゆきさんだって、中島みゆきと聞いて『時代』やら、『悪女』レベルではないですからね。

『夜会』ナンバーの『記憶』とか出て来ますし…みゆきファンじゃなければ、知らないですよ、こんなの。

超マニアック!です。

ディープ且つ、オタク且つ、コア~なファンが集まります。

そこでのディープな話と言ったら(笑)

そして、ディープでマニアックなファンが集まるからこそ、深~い面白さのある企画だって出て来ると思う。

そう、オフ会の幹事として、“深~い面白さのある企画”を出したいと思ってます。

ちふれより

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佐々木丸美さんのファンのオフ会でした…。

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数日前、作家・佐々木丸美さんのファンのオフ会に参加してきました。

え~今まで何回か定期的に丸美さんのオフ会企画してますが、今回の参加者は幹事の私入れて五名(男性三名、女性二名)

結構常連さんも多いのですが、今回初参加の方が一名いました。

都内某デパートのレストラン街。

まぁ色々考えると、一番アタリ障りなく(!?)と言った所、かな?

一応、話は盛り上がったと思うのですが…後から『どうも話が他の作家さんに脱線しがち』と言う声が(苦笑)

スミマセン、私が脱線させました…。

大体、丸美さんの作品の“何から入ったか?”とか、“一番印象に残っている作品は?”とか…。

【雪の断章】の史郎さんが自殺してなかったら、飛鳥と結ばれるんじゃないか?とか…最終的に幸せなのは涼子である、とか…。

そう、館シリーズで一番幸せなのって、涼子だと思う。

千波は美貌と知性、深い教養故に妬まれて殺されたし、棹子も決して幸せじゃない。由莉も殺されちゃったしね。

丸美作品で言えば、中期から後期の作品の方が、より丸美さんらしさは出ていると思う。

デビュー作【雪の断章】なんて、佐々木丸美入門編ですよ、ホント。

だからアタリ障りなく(?)メルヘンタッチ路線で、比較的メジャー層に受け入れられ易い路線

中期から後期の【橡家の伝説】【ハシバミ家の伝説】やら、【影の姉妹】【沙霧秘話】【水に描かれた館】…コレ、マニアックすぎるもん。

逆に言えば【雪の断章】ってあんまり丸美さんらしさ、出てない気もしますね。

丸美さんも冒険してないし。

映画版【雪の断章】はねぇ…私、沈黙しちゃうし(苦笑)

言いようが無し。

【雪の断章】もそうですが、丸美さんの描きたかったものって、心理的なミステリなんですよね。

決して物理的なミステリじゃない。

【雪の断章】の物理的なミステリとしての稚拙さというのは、多分、ミステリ界から叩かれたと思う。

トリックが単純すぎるって。

但し、犯行の物証は残さなくても、犯意は残る、と言ったはの館シリーズの哲文君だが、丸美さんの描きたかったものも、それだろうし。

【花嫁人形】の前半の凄まじいDV、虐待ドラマに『可哀想で再読出来ない』参加者の方もいました。

苛めのシーン、迫力あるし。

昭菜が無学のまま放置され、自力で読み書きを学ぼうと、夜家族が寝静まった後、ペンとメモ用紙に字を書き綴り、織や奈津子に笑われるシーンは涙出て来ますね。

バカにされ、笑われる屈辱感を描くのが上手いですよ、丸美さんって。

そういう感情を味わう事によって出て来る、暗い復讐心、暗黒の心…それが犯罪に繋がる訳です。

悔しい、見返してやりたいって…。

その苛めのシーンから私が話を飛び火させ…苛めマンガのハシリとなった世界名作劇場【小公女セーラ】

リアルタイムセーラと同世代、しかも私もクラスで苛められっ子で完全に共感。

【花嫁人形】の昭菜も小学生時代、典型的ないじめられっ子だった私は完全に共感して読んでいました。

セーラの主題歌のEDが良いよね(←これ私が言った)から、【赤毛のアン】【若草物語】【大草原の小さな家】…。

果てはモーパッサンからデュ・モーリアの【レベッカ】まで…スミマセン、私が飛び火させました。

二次会は同デパートの喫茶室

正直、二次会の喫茶代がこんなに高くなるとは思わなかったんです…1000円は超えると思っていたけれど。

メニュー表を見て絶句している私を見て、他の参加者さんが一言

(高いの)「解ってたでしょ、こういうトコ」

正直、一寸郊外のホテルなんかの方が良かったかな?なんて思いました。

東京のレストランで長居できる所は、ホテルのレストランとそんなに金額変わらないです。

後は、カラオケ屋さんも良いみたいですね。時間制だし…。

二次会では、結構社会問題の非正規雇用の問題なんかもネタになっていたようです。

まぁ幹事としては多々、反省点がございますが、又企画致しますので、ぜひ皆さま、御参加下さい。

ちふれより

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佐々木丸美オフ会について…。

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今までも作家、佐々木丸美氏のオフ会を某mixiで幹事として企画して参りましたが、今回のオフ会から、こちらのブログでも“固定ページ”にて参加者募集致します。

理由は簡単で、mixiでは、中々mixi外の方から参加希望が出来ないからです。

今回からはこのブログからでも参加表明可能ですので、皆さま、奮ってご参加下さい。

参加希望の方は、お名前(HNのみ可)性別を明記の上、このブログの“お問合せ”にてお申込み下さい。

締切は原則、前日までとします。

(が、当日飛び入りもOK!ですが、必ず事前連絡をお願い致します)

ちふれより

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マルミストプレ雪まつりオフ会in札幌&北海道旅行レポ⑤(写真付き)

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えー、北海道旅行、遂に最終日レポです(笑)

午前中は再度、じっくり雪まつりを回りました。

雪まつりって、合計で、三か所あります。一番大きいのが、大通会場、次がつどーむ会場、最後が、すすきの会場。

大通会場は雪まつりの主役、雪像です。大型のスケールの大きいのから、小型のものまで様々。

大型のものの中の一番クオリティ高い雪像の1つに何と『陸上自衛隊』作の二点。

一つは、『ファイナルファンタジーⅩⅣ』これ、結構人気作でした~。

登場人物の恰好をした”レイヤー”さんのいて、来場者の撮影モデルになってました。

白銀の世界での戦いの再現『白銀の決戦』…まぁ、自衛隊らしいですね~

アレ、何せ事実上の”軍隊”ですから。

もう一つの自衛隊作は『奈良の薬師寺』こっちの人気は…???です。

自衛隊製作スタッフの方が来ていたので、一寸お話しました。

「ファイナルファンタジー、人気ですね~あっちはみんな写真撮ってますよ~」と私。

「あれはみんな知ってますからね~で、奈良の薬師寺は?」と自衛官さん。

「あ~こんなのもあったんだって感じですよ。何せモデルを良く知らないし…」私

と言ったらその自衛官さん、ガックリ来てました~。

作るの、大変だったみたいですね。

制作過程のビデオを拝見しました。

寒い中、ご苦労様です。

他の雪像では、台湾の台北駅やら鉄腕アトム始めとした手塚治虫マンガやら…結構楽しめましたよ。

ひっじょーに寒いですけれど。

初音ミクの雪像”雪ミク”もありました。

前日は夜はすすきの会場の氷像も見ましたね。あれも迫力あった~

以下、画像でお楽しみください。

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とまぁ、こんな感じでしたが、雪の迫力って凄いですね~。

午前中の雪まつり見学は朝の10時半まで、後半は新千歳空港に近い、支笏湖に行きました。

支笏湖って、札幌からの直行便は無く、新千歳空港からしか出ていません。

不凍湖と言われていて…これまた心霊スポット(笑)

新千歳空港又は、JR千歳駅か、JR南千歳駅からのバス(一日4本ほど、雪まつり期間中は臨時便+一本)で、しっかりと時刻を見ていないと…大変な目に合います。

ここでも氷瀑祭り。以下、画像にてお楽しみを…。

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とまぁ、こんな感じでした。

ココで以前のキツネの裏話を聞いたんですよ。

キツネ出没の謎

北海道レポ③

支笏湖の自然公園の方、ため息をつかれてましたね。

キツネが人間から逃げない生態に。

「これでキツネが死んじゃうんです」と泣きそうでした。

支笏湖も昔は”死骨湖”と言いました。つまり溺死しても、遺体も上がらない…結構危険な場所のようです。

心霊スポットの件はともかく、何人もキャンプ等で事故死しているそうな。

又はボートが引っ繰り返って…です。

私が行った時も、湖は凍らず、波が打ち寄せいてました。

不凍湖、キレイでしたよ。夜は地元民は誰も近寄らないそうです。

足場も悪く、結構事故も怖いですからね~。

逆に言えば、丸美作品ではないけれど…完全犯罪が成立しそう($・・)/~~~

支笏湖を出て、バスで一路、新千歳空港へ…。

来た時が代替便での予約変更便なので、結構こちらの希望が通りまして…、新千歳空港出発が、18;25分。

支笏湖観光を最終日に予定していたので、この時間にしました。

支笏湖は札幌観光では、(新千歳空港に近いので)初日か最終日にした方が、交通費が楽です。

札幌⇔支笏湖の交通費、往復で4000円ほどかかりますし…。

雪まつり期間中は、支笏湖も夕方からは、ライトアップされているみたいです。私は今回は見なかったけれど。

ともあれ、夜20時頃成田空港着、自宅に帰宅したのは22時半過ぎでした。

ともあれ、【マルミストプレ雪まつりオフ会in札幌&北海道旅行レポ(写真付き)】①~⑤シリーズ、これにて終了です。

又、紋別流氷動画は出来るだけ早くUPしますので、もう少々お待ち下さい。

ちふれより




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マルミストプレ雪まつりオフ会in札幌&北海道旅行レポ③

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え~北海道旅行記の続きです(笑)

3日目は今回の旅行の最大のハイライト、『紋別流氷ツアー&層雲峡氷瀑祭り』でした~。

以前から流氷は見たかったの。でも流氷は北海道の完全に北方でしか見られません。

網走と紋別が有名ですね。

網走も見たかったけど…網走はちょっと遠すぎ且つ、費用も掛かる。

そして網走って、結構観光としてみる場所あるみたいなんですよ。例えば網走監獄。

網走は1日で見て回れる処じゃないみたい。後日、単独で網走旅行を計画する事にして。

今回は、札幌から1日の日帰りツアーで、紋別に決定しました。

紋別も札幌から決して近くありません。片道観光バスで4時間ばかり。

朝の7時に札幌出発⇔紋別、で札幌に帰って来たのは夜21時ちょっと前でした。

現地バスツアーで行ったの。ツアー内容は、完全に“紋別流氷”と“層雲峡氷瀑祭り”だけのコース。

これ以外、旅行会社も計画できないのね。遠すぎて…。

でも…行った甲斐、ありました。流氷は迫力ありましたから。

紋別の『ガリンコ号』に乗船する事1時間ばかり。

この『ガリンコ号』何と前方に大きなドリル(!?)が付いていて、このドリルで流氷を砕きながら進みます。

ガリガリと進む『ガリンコ号』の迫力ある事~。

層雲峡の氷瀑祭りも迫力満点!でした。

1時間だけでしたが、短かった!もっと見たかった…。

『ガリンコ号』ももっと乗りたかった…。

ツアーは14時間に渡った事になりますね。朝の7時札幌出発、夜21時札幌帰着なので。

実はコレ、PCの動画撮影しました。UPしたいんですが、方法が解らず…でも必ず後程アップロードしますので、もう少々お待ち下さいね。

この流氷を撮影するために、PCを持参したので。

短時間ですが、動画、しっかり撮れております。

実は紋別流氷ツアー、行きのバスで、一寸したエピソード一つ。

それは…、本物の野生動物の“キツネ”を見たんです!

紋別到着30~40分前のバス車内の事。

一番前の座席に着席していたちふれ。ヒョイッと前方の窓ガラス(運転手さんの前)を見ると…。

バスの目の前を小さな4つ足動物がトコトコと…。

猫に似ていました。最初は猫と思いました…が??

こんなド田舎のしかも奥深い雪深い真冬のド田舎に…猫がいる訳がない!!!

山の中の車道一本道のみ、道の両サイドは雪の山…でした。

トコトコとバスの前を横切り、一寸止まり、コッチを見ました。

顔が…キツネっぼかった!

タヌキとも思いましたよ。でも…犬にも似てました~(笑)

もう、よく解らない!です。

犬?猫?キツネ?タヌキ?は、一瞬止まってこっちを見たものの、バスが危ないので、ヒョイヒョイと車道を横切り、雪の中へ…。

私は思わず「キツネがいた~!」と叫びましたね。だって珍しかったんだもん。

中国系のバスガイドさん、「キツネが通りました?」と笑顔でした。

この話、実はウラががあります。

自然公園のスタッフの方によると、私が見たのは…やはりキツネだそうです。

聞けば、最近のキツネはちょくちょく人間の前に姿を現すとの事。しかも…わざとね。

早い話が、人間(主に都会から来た観光客)にエサをねだる目的だそう。

都会から来た観光客は、野生のキツネなんて珍しい訳ですよ。しかも…キツネはルックスはなかなかの美形。

カワイイルックスです。観光客に好かれる。

観光客に大騒ぎされ、好かれ、ちやほやされ…その場のちょっとしたスターですよ、ハッキリ言って。

好かれて、エサが貰える、キツネは犬と同種で学習能力があるそうです。

一度、人間から良い思いを経験したキツネは、人間から逃げようとしません。

乗用車の前にだって平気で出て来る…そして、車に轢かれて死んでしまうキツネが多いそうなんです。

私は唖然としましたね。野生のキツネの死亡原因の第一位が、交通事故。

他の、タヌキやリス、ウサギやクマでさえ、人間の前に出ようとしないのに…です。

キツネだけが出て来る…何とも言えなくなりました。

野生動物としてのプライドは無いのかい?(苦笑)

人間は“敵”じゃないのかい?

何か…中途半端に知恵が回りますよね。この辺り、昔話に出て来るキツネにそっくり。

自己チューで、小賢しくて、ズルく立ち回って…でも、何処か間抜けです。

自己チューなのは、野生動物はみんな、自己チューですけれどネ。

野生動物の世界も…やれやれ、ですね~

ちふれより




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