え~昨年度から始めました、ピアノの弾き比べ【スタインウェイとベーゼンドルファーの弾き比べオフ会】第二回目が終了しました。
どうもこのブログ、2/16の企画ライブが近くなり、更新が遅くなりがちで…申し訳ありません。
企画ライブとして、私の大好きな佐々木丸美【雪の断章】【崖の館】の朗読を白木ゆう子さんにおねがいしています。
準備は着々と進んでおりますので、皆さま、ご期待ください。
と言う訳で、弾き比べオフ会レポです。
今回は幹事の私を含めて3名と少人数でした。
同日、他のイベントで、やはりピアノ関係があったとの事。
どうも皆さま、ご興味は持って頂いていたようで、某SNSで“気になる”イベントとしてチェックだけ入っている方が10名近くおりました。
まぁ何はともあれ、3名で開催と相成りました。
今回、私は一寸“スタインウェイ”“ベーゼンドルファー”の奏法のコツ等もアナウンス。
あの、こういう楽器って…、奏法にコツがあります。
敢えてはっきり言えば、『“スタインウェイ”“ベーゼンドルファー”を本当の意味で、弾きこなすには、ウデが必要』と言う事なんです。
スタインウェイ、ベーゼンドルファー、これらの楽器の特徴と言うか、長所と言うか…そういうモノを引き出す演奏法のコツ、技術が必要なんです。
コレ、結構初心者ではムツカシイの。
音色の響きを引き出さなければならないので。
スタインウェイとかベーゼンドルファーの音色って、引き出すにはそれなりの技術が必要なんです
よく言われるのが
『スタインウェイで演奏しているのに、某ヤマハの音を出している』って事。
コレ、私、音大時代に師事した三津橋先生からレッスンで散々言われました。
『あなた達にスタインウェイ弾かせても、ヤマハの音がするわね』(←皮肉)
そう、下手だ、と言う訳。
コツは、音を響かせる、という事。
奏法としては鍵盤を『叩く、つつく、押す』ダメなんです。
鍵盤を『叩くな、つつくな、押すな』なんですよ。
あくまで音を『響かせる』
コレ、凄く難しいの。
私も(さらい込めば)多少、出来るようになったかな?という感じです。
技術ヘタな人の場合、大抵鍵盤を『押す、叩く、つつく』なんですよ。
だから演奏が乱暴になる。
それではダメ。
あくまで、“丁寧な演奏”を心掛ける事。
“丁寧に”“優雅に”“エレガンスに”…ムツカシイですよ、ホント。
優雅にエレガントにピシッと演奏している上手な人って…内情、稽古では全然優雅じゃないし…。
今回、オフ会参加するにあたり、演奏プログラムは、こういう楽器ならでは!の演奏が出来る曲を選びました。
ショパン練習曲op25-1『エオリアン・ハープ』です。
この曲を(さらい込んでいれば)こういう楽器で演奏するとホントに引き立つ…と思ったのですが(苦笑)
何より、直前決定の稽古不足で持って来たもんで…出来は???
やっぱり、練習しなきゃ!でした。
自分でアラが目立った!感じ。
自分で解るから嫌になる。
音を響かせるには『全身の力を抜き、肩も腰も腕も力を抜き、あくまで指先だけ固める事』
指先の筋肉だけで演奏するんです。
技術的には指の筋肉を鍛える、という事なんですが…。
ピアノ演奏は、徹底的に指の筋肉を鍛えます。
だから指が太くなる。
私も指がかなり太いです。しっかりと逞しい!
手は小さいんですけれどね。
で、鍵盤の上に、手を…落とす。
指先だけ固めて、手を鍵盤に落とすんです。
腕の力で弾くと、音が乱暴になります。
兎に角、ムツカシイです。
こういう名器では『音を響かせる』のがミソなんですよね~。
ともあれ、名器弾き比べオフ会レポでした。
又企画しようと思います。
ちふれより