ワタクシちふれ、元々クラシックを学び、そこからポップスと言う世界に入ったので、多々色々と感じている事があります。
クラシックと言うのは、結構ガチガチの《楽譜通り》の世界なのね。
楽譜に書いてあることが全て、楽譜に書いてあること以外、何もやっちゃいけません、というのが、クラシックのレッスンで先生から言われる事。
私もさんざん言われました。
譜面以外の事、やるなって。
その反対にポップスと言うのは、民衆音楽、大衆音楽で、アドリブの連続。
楽譜なんて無いに等しい。
即興的に音楽を練り上げ、作り上げていくんですよ。
即興演奏、作編曲の技術が鍛えられる、と思う。
作編曲、アレンジの技術やセンスがモノを言います。
クラシックでやってきたことを、ポップスで崩せ、というけれど…。
その“崩し方”が、問題なんだよね…???
何でもそうですが、音楽だって、カンドコロ、というのがあります。
カンドコロをついた崩し方が良いんですよ。
何でも崩せばいいってもんじゃない。
カンドコロをついていない崩し方って、原曲、オリジナル曲の魅力が半減しちゃうんですよ。
何だか変にチープで安っぽくなっちゃう。
ヘタな崩し方より、(センスある崩し方が出来ないなら)むしろ、“楽譜通り”の方がよっぽどマシ。
一寸マジメに聞こえるけれど、楽譜通り弾けば、カンドコロは突いている訳だから。
ヘタなアレンジより、よっぽどマシですよ。
ヘンなアレンジは嫌いな私です。
ちふれより