昨今、ホントに可愛そうな幼児虐待事件とかありますよね。
千葉県野田市の小4少女が義父に(しつけと称した)リンチ、虐待死した事件とか、札幌で二歳の女の子が、若い両親(21歳の母と、24歳の義父)に嬲り殺された事件…。
いずれも凄惨かつ残酷極まりなく、涙なしには読めない記事ばかり…。
札幌の二歳の女の子なんて、若い両親が、いかにも…と思わせる風貌だし…。
野田市の女の子の事件、何だか記事を読んでいると、あまりにも、加害者の父親が幼稚なのね。
子供を叱る理由、というか、体罰の理由が、あまりにも幼稚。
10歳の子供と同じ目線になってる。
大人は、大人じゃなければいけないんですよ。
大人が子供ではいけない。
この父親、40歳になって子供です。
40の子供なんて、ホント、困るよ。
子供を叱る事は大事です、但し、大人の威厳と尊厳を持って…。
親は子供に対して、『上から目線』になる事が必要なんです。
子供と対等、同等になってはいけない。
『上から目線』だからこそ、体罰も手加減と言うモノがあり、子供が何を口答えしても、(その内容に)本気で腹を立ててはいけないって思う。
相手は子供ですから。
親には”大人の器”と言うモノが大事なんです。
ワタクシちふれ、子育てに“体罰は断固絶対反対!”と云う気にはならないんですよ。
私が結構スパルタ教育を受けたからかもしれないけれど…。
私が子供の頃受けた母の教育方針は、ヴァイオリニストの高島ちさ子さんによく似てます。
高嶋さん、子供さんがチェロの練習をしなかった、ウソをついた、と言って子供さんのおもちゃをぶっ壊したけれど、ウチもあんな感じです。
私も読んでいた小説やマンガ本、庭先や玄関先に何度、投げ捨てられたことか…。
ピアノの練習をしなかったから…。
小遣いは成功報酬制、というのも、ウチによく似てます。
ピアノの教則本が終わったら、おもちゃや人形を買ってもらってました。
オモチャはタダでは買って貰えない訳ですよ。
ウチの母、他人さまからは”虐待教育”と言われた事もあるけれど、母は大人の女性でした。
非常に大人の感覚があった…封建的な部分も含めて。
多分に身勝手だけれどね。
少々毒親ながら、私は”理想的な親など無し”と思っているので、ガマンします(苦笑)
世の中、大人が少なくなったなって時々感じますね。
ちふれより