前回、スクールカーストについて書きました。
今回はその続きです。
え~、18歳の高校卒業まで、『クラスの除け者状態』だった私です。
正直、つまらなかった学校生活を支えたのは、ピアノだったんです。
家に帰れば、ピアノがあり、ピアノの前では、私は『除け者』ではありません。
稽古練習を重ねれば、美しい曲、楽しい曲が奏でられる…もう一人の自分になれます。
ピアノだけが私の取柄、支えでした。
ピアノは絶対に手放せなかった…。
友達が出来たのは、音大です。
まぁ同じような人種が集まっていたからですが…私が本来いるべき場所に来た!でもあります。
ある種、教養階級の世界でもありました。
私も大衆感覚無いし。
そして現在、私は(少なくとも昭和の大人社会からは)爪弾きですが、一人快適に心地よく、“爪弾き状態”を楽しんでおります。
むしろ、率先して…かな?
そして10代あれほど仲間外れにされ、バカにされ続きた世界…学生時代のクラス会に出席すると、スクールカーストが逆転してました…。
少なくとも、最下位ではありません。
理由は…音楽やってるから。
音大進学もあるようです…音大って憧れられるんですかね(苦笑)
音大のピアノ科を出て、(サバイバルの草の根活動にしろ)ピアニストやってますっていうのって…カッコイイの(!?)
実際はそんなじゃありませんよ、フリーターとの兼業だしね。
貧困問題なんか聞いていると、子供の頃からスクールカースト最下位で苛められっ子状態、そのまま引き籠りになって…人生転落、という話も聞きます。
スクールカーストが引き金で人生、自信無くす事もあるようなんですね。
私、自分の経験で言わせて頂くと、引き籠りになってもいいから、何かに齧り付いて下さい。
学校なんて行かないで良い、その代り、何かやって下さい。
その“何か”で人生開けるチャンスがあります。
以前、一寸知り合ったオカリナ奏者の方は、やはり学校でイジメにあい、登校拒否になり…その頃、毎日聞いていたのが、宗次郎さんのCDだったそうです。
CDを聞くうちに、自分でもオカリナを演奏してみたくなり…だそうです。
現在はオカリナ奏者として、活動している方で、アルバムも出しています。
スクールカーストなんて、あんなくだらない序列なんですよ、そんなものに振り回されないで。
くだらない事で“階級”を決めているの…『大衆の論理』『多数決の論理』によってね。
スクールカーストで爪弾きになったら、喜んで爪弾きになって下さい。
クラスの奴隷状態になったら、登校拒否でも構わないと思います。無理して学校行く事無い。
でも…その代り、何かやって下さい。自分の好きな事で良いから。
その方が自分の人生を歩めます。
スクールカーストに悩んでいる人たちへ、ちふれからのメッセージです。
ちふれより