え~、浅田真央ちゃんのサンクスツアーの感動冷めやらぬうちに、ワタクシ、自分自身のライブもございまして(笑)。
プログラム、現在選考中ですが、一応、次回予定の曲にV・MONTIの『チャールダーシュ』があります。
実はこの曲、本来はヴァイオリン曲ですが、ワタクシ、大好きでして…勝手にピアノソロ風にアレンジ致しまして、よく演奏するプログラムの中にあります。
この曲、シャンソン歌手の岩崎桃子さんも大のお気に入りの曲!です。
彼女の伴奏をステージでお引受けする度に「『チャールダーシュ』弾いて~」とリクエストを受け、何度弾いた事か。
シャンソンのディナーショーのお仕事の時もこの曲でしたね。
『チャールダーシュ』ってダンスのリズムの1つなんですね。主に東欧(東ヨーロッパ)。
ハンガリーが主らしいです。
クラシックバレエの【白鳥の湖】の『ハンガリーの踊り』もこの“チャールダーシュ”です。
しかもこのハンガリー舞踊、ハンガリー人(フン族)のリズムでなく、ジプシー(ロマ民族)の踊りなんですね。
所謂“ハンガリアン・ジプシー”と言われてます。
実は、ジプシーってあんまりいい表現ではない様で、ロマ民族が正式名称。
オペラの【カルメン】もロマ民族です(オペラの中でカルメンが『私はロマの女よ!』と言うセリフがあります)
ロマ民族は、放浪の民、流浪の民です。
別のロマ民族を描いた曲にR・シューマンの『流浪の民』がありますね。
中学校の音楽の教科書にも載ってます。
『流浪の民』にしろ、『チャールダーシュ』にしろ、非常に野生的でエネルギッシュでワイルドな感じです。
とっても素敵な曲ですので、ぜひお楽しみに…。
10/21(日)国分寺『GAKU』にて、是非お待ちしてます。
ちふれより