と思います。何故なら部屋の“空間”って大事だからです。
何もない空間、ゆとり…それが人に精神的なゆとりになります。
特にドミニック・ローホーさんの本など読むと感じます。ローホーさんは
『魂を養ってくれるものだけ、そばに置きなさい』と仰ってますね。彼女は
『シンプルに生きるために要らないモノを手放しなさい』と仰ってます。
ドミニック・ローホーさんの本を読むと、いかに
“物質的に豊富でも、人は幸せにならない”
“人間の幸せや不幸せ、心の平安は金銭では決まらない”
かを痛感します。この辺が精神的なゆとりなんですね。
彼女は
『心が平安で、身軽になると見えてくるのが深みのあるシンプルな生活。それが本当の贅沢なのだ』とも仰ってます。
彼女は日本の禅の思想を非常に好み、実生活で実践されているようです。
何もない空間を重んじる感覚は華道、茶道にも通じますよね。
侘び錆びの世界…。
それは日常の人込みから離れ、一人になる時間、一人になる空間です。
一人になるって大事なんです。何故ならそこで自分を取り戻すから。
たくさんの人と群れていると、“自分”が無くなるんですよ。周りに合わせなければならないから。
少なくとも、自分の心の声は聞こえてこない。
一人になった時、自分の心が見えてきます。
そういう時、部屋の中がゴチャついてたら???落ち着いて自分の心と向き合う事も出来ない。
自分の部屋がゴチャゴチャしてたら、落ち着かないんです。だから減らした方が良い。
お金が無いからモノが買えないんじゃないんですよ。お金があっても…買わない。
それが精神的なゆとりだと思います。
空間のゆとりが、精神的なゆとりに繋がる、と私は思います。
ちふれより